鎌倉山 Mt.Kamakura


京都北山は比良山系のすぐ西にまで広がっています。その東端、比良の主峰・武奈ヶ岳の西にあるのが、鎌倉山です。標高は950mです。丸くてやわらかな山容を持っています。比良山系の西の玄関・葛川坊村から尾根伝いに登ることができます。写真タイトル後の番号は、ルート・マップの番号と対応しています。

ルートマップ


撮影日:2008/6/7 Photo by Minaphm, All Rights Reserved.
撮影機材:ボディー: Pentax K10D、レンズ: SMC Pentax DA18-250mm F3.5


葛川坊村左岸の登山口 @
葛川坊村の安曇川にかかる橋を左岸に渡り、葛川市民センターの大きな駐車場に車を置いて、
100mほど北に歩くと、鎌倉山の登山口標識があります。左向きに、「カマクラ山、ブナ平」と書かれています。



尾根の取り付き A
登山口を西に向かうとすぐ、谷道と尾根道の分岐です。「モミジ平へ・尾道」と書かれた方に向かいます。
ちなみに反対側には、「ロクロシ平・谷道」と書かれています。



モミジ平から武奈ヶ岳方面 B
尾根に取り付いたらいきなりの急登ですが、しばらく我慢して登っていくと、林道に出ます。ここがモミジ平です。
東に、安曇川の谷を挟んで比良山系が開けます。これは坊村から武奈ヶ岳への稜線です。



モミジ平から摺鉢山 B
上の写真のカーブミラー付近から南東を見ると、摺鉢山とそこから烏谷山への稜線。右は白滝山への稜線。



林道からの登路 B



広い尾根道 C
林道を越えてから尾根はまっすぐとなり、尾根道もこのように広く快適です。



ブナ平 D
やがて傾斜がゆるくなって、ブナ平に到着です。まだブナの木はあまり見当たりませんが・・・



ギンリョウソウ B〜D
登山道沿いに時折、白いものが。葉緑素の無い花・ギンリョウソウです。



美しい二次林 E
標高800mを超えたあたりです。



鎌倉山・山頂 F
標高950m、三角点のある山頂広場です。



カマツカの花 F
山頂に白くてかわいらしい花が咲いていました。カマツカです。



千年杉 G
鎌倉山の山頂から、八丁平を目指します。南西をよく確認して尾根に入らないと、南、南東にも尾根があり、少し迷いました。
八丁平への尾根を少し進んだところにあるのがこの千年杉です。



見上げる千年杉 G
一度、折れた痕なのか、途中で急に細くなっていました白倉岳の台杉のように別な植物が育っています。



稜線を行く H
踏み跡は決して濃くありませんが、雰囲気のいい稜線です。



オグロ坂峠 I
やがて、八丁平の端にあるオグロ坂峠に飛び出します。



ヤブデマリ  I-J間
八丁平は花盛りでした。



初夏の八丁平 K
前回八丁平に来たのは、峰床山に登ったときですから、GWの頃。その頃よりはずいぶん緑濃くなりました。



中村林道へ L
八丁平から中村までは、「峰床山」と重複するので、そちらをご覧ください。



中村から坊村へ、左岸のルート M
中村から坊村までは右岸の国道を歩いて戻ってもいいのですが、左岸にもルートがあります。意外に登り下りが多く、しんどい道でした。



葛川・少年自然の家 N
少年自然の家の広場まで来ると、駐車場はもうすぐです。


山行記録:日時−2008年6月7日、天候−曇り。10:50 坊村の駐車場Pに駐車後、登山口@から尾根に取り付き、11:20 モミジ平B、11:45ブナ平D、12:40 鎌倉山・山頂F着。昼食後、1300 山頂発、13:25 千年杉G、14:25 オグロ坂峠 I、14:55 八丁平南端K、15:05 中村乗越、15:55 中村林道L、16:25 葛川中村の手前で江賀谷を渡り、16:45 少年自然の家N、16:55 駐車地P着。

鎌倉山は知る人ぞ知る京滋国境の山。でも、山頂までのルートはしっかり整備されていて、驚きでした。最初の尾根はなかなかの急登で、くねくねと蛇行しながら登っていきます。ヤマビルはここで最初で最後の一匹。林道に出るのがモミジ平Bという場所で、比良山系が見渡せます。ここから先の尾根道は、まっすぐで広く、傾斜も緩やか。やがてブナ平Dへ。尾根は広がり、傾斜もさらに緩やかに。その先で、突然右の尾根芯へ誘導される場所があります。指示に従って進むと、やがて二次林がきれいな尾根道となり、ベニドウダンなどが咲いていました。そうしているうちに山頂Fに。山頂は広場になっていて、アズキナシがきれいに咲いていました。さて、ここからオグロ坂峠までが少しややこしい道です。山頂からは数本の尾根が出ていて、この日も南向きの尾根に少し入って気づきました。正しいのは南西向きの尾根。コンパス要確認です。やがて千年杉Gを過ぎ、先のピークを登りきったところで、ルートは意外な方向へ。いい尾根は、901m標高点のほうに続いています。ここも要注意です。やがて、オグロ坂峠。六尺道と呼ばれる広い鯖街道の一つを下っていくと、やがて右手に八丁平が広がります。ここから中村までは、「峰床山と八丁平」で紹介いたしましたので、そちらをご覧ください。さて、中村の国道に出る手前に江賀谷を渡る木橋が掛かっていて、安曇川左岸を駐車地に戻るルートがあります。一度歩いてみたかったので、この日歩いてみることに。しかし、予想以上にアップダウンが多く、歩き疲れた足には、けっこうこたえました^^。

MAP


この地図は国土地理院発行の2万5千分の1地形図(花脊・久多)をベースに作成いたしました。