雲取山 Mt. Kumotori 花脊高原〜寺山峠〜雲取峠〜雲取山〜二ノ谷〜寺山峠〜花脊高原

撮影日:2013/9/29 Photo by Minaphm, All Rights Reserved.
撮影機材:ボディー: Pentax K-7、レンズ: SMC Pentax DA18-250mm F3.5


 雲取山911mは、京都北山のほぼ中央で、芹生の北東にある峰です。もちろん、芹生からも登れますが、交通の便から、花脊別所の花脊高原前バス停を起点とするのが一般的です。今回も、そのごく一般に使われているルートで往復してみました。ただ、この日は2013年のおぞましい台風18号が京都に大きな被害をもたらしてから十数日後。一ノ谷の上流もかなり崩壊地が多く、特に下りに使った二ノ谷が一箇所、かなりの危険箇所となっており、通過に苦労しました。また、このルートは眺望にはほとんど恵まれず、全長8km強で標高差も登山口から山頂まで340mあまりと、体力的にも少し物足りない印象だったので、帰途、眺望を求めて寺山峠から稜線を南に少し歩いてみました。なかなか気持ちのいい稜線でした。少し眺望も楽しめました。写真タイトル横の番号は、最後のルートマップに対応しています。

ルートマップ




花脊高原前バス停南の駐車場に車をとめる P@
国道とはいうものの花脊高原前バス停周辺はこのように道が狭く、路肩駐車はほぼできません。
バス停の少し南にこのような大きな駐車場があります。お支払いはセルフで。



花脊高原前バス停 A
通常は休日でも三往復あるバス便ですが、この日は道路事情のため運休でした。左に、橋を渡って進みます。



イタドリの花 A-B間
秋分の日を少し過ぎた頃。イタドリが雌花をいっぱい咲かせていました。



林道を登る A-B間
まずは林道を登っていきます。左の空き地は、かつてスキー場があった跡だそうです。



ツリバナの実 A-B間
真っ赤な実がなっていました。マユミの実かな?と思って調べてみると、マユミは4つに割れるそうで、この実は5つに割れています。ツリバナのようです。



林道分岐 B
その先Bで、道が分かれます。車が通れる林道は、右に曲がりますが、ここは左前方の細い道を進みます。



森に入る C
やがて小川沿いの小道は杉の植林帯に入ります。



山腹を登る D
Dの手前までは流れに沿って登りますが、ここで流れを離れて山腹を登り始めます。



寺山峠 E
けっこうあっという間に峠に着きました。寺山峠です。標高は805m。この稜線は桂川水系(手前)と賀茂川水系を分ける稜線です。直進して下ります。



台風の爪あと E-F間
寺山峠から一ノ谷出合に下るルートは、小さな谷沿いです。先々週の台風の爪あとが、倒木などで現れてきました。



一ノ谷出合 F
傾斜が緩むと、間もなく前方を沢が右から左へと流れています。一ノ谷です。右折し、これに沿って登ります。



雲取山荘 F-G間
一ノ谷に沿って少し登ると、雲取山荘と書かれた山小屋がありました。誰もおらず、閉まってるようでした。



一ノ谷沿いのルート G
沢は所々で左右から崩壊が見られましたが、歩けないほどのところはありませんでした。



岩場を登る H
沢が涸れてきて、左岸を登ります。ここまで来ると間もなく雲取峠です。



雲取峠 I
突然明るくて広い場所に出てきました。雲取峠です。



雲取峠のリョウブの林 I
この峠周辺はリョウブの木がたくさんあります。



峠からのルート I-J間
峠で左折して、尾根の右側を南西に向かいます。最初は杉の植林です。



その先の尾根 J
杉林はやがて終わり、稜線に出ます。二次林の美しい尾根道となってきました。



山頂 K
まもなく、山頂に着きました。歩き始めてから1時間半も経っていません。ちょっとあっけないほどです。
山頂には三角点があります。三等三角点で、点名は「川上」です。ここは四方樹木が茂り、眺望はありません。



二ノ谷へのルート K
山頂からは二ノ谷、三ノ谷に下れます。左(南)に下ると二ノ谷です。三ノ谷へは右(西)に下ります。



シダ茂る源頭 L
少し下るとルートが隠れるほどシダが繁茂しています。あまり歩く人は多くないのかな?



リョウブの大木 L-M間
その先に、リョウブの大木がありました。こんな大きいのは初めてです。



沢が崩壊 L-M間
その先、台風の爪あとがまた出てきました。ルートは左手にあったようですが、完全に崩れてなくなっています。底を歩き、左によじ登りました。



その先 L-M間 
なんとかやばいところを過ぎて、ルートが落ち着いてきました。沢は右に離れています。でもこの先で再び沢まで下るところがあり、そこも要注意でした。



立命のワンゲル小屋 M
やがて、立命大の小屋に着きました。もう安心です。



二ノ谷沿いのルート N
その先も、沢に沿って下ります。ルートは崩壊していますが、このあたりは傾斜も緩いので、適宜渡渉できました。



一ノ谷に出合う O
二ノ谷(右から)が一ノ谷(左から)に出合う所です。



×マーク O
振り返って見ると、木に×マークが。「二ノ谷には入るな」って事のようです。それなら、山頂にも書いておいてほしかったです。



一ノ谷沿いの道 O
一ノ谷を渡渉して左岸に出ると、古い林道がありました。しばらくはこれを登ります。Pあたりで林道は途切れました。



キタヤマブシ P-Q間
秋ですから、トリカブトが咲いています。このあたりですから、たぶんキタヤマブシでしょう。



一ノ谷の様子 Q-F間
ここらあたりも川岸が削られていますが、歩行には問題ありません。



再び、一ノ谷出合 F
再びここに来ました。右折して寺山峠へ。



寺山峠・南の稜線 E-R間
寺山峠に着きましたが、このまま下ってしまうのはちょっともったいないので、稜線を南に歩いてみました。



美しい稜線 R
そこそこ登り下りはありましたが、なかなかきれいな稜線で、踏み跡もしっかりありました。今度時間があれば、旧花脊峠まで歩いてみたいところです。



蓬莱山 S
Sあたりから、木々の隙間からですが今日初めての眺望が楽しめました。まずは比良の蓬莱山です。



花脊の大鉄塔 S
南東には、花脊の大鉄塔です。



滝谷山 S
そして、東には滝谷山。



花脊高原からの滝谷山 B-A間
Sで引き返し、寺山峠から、花脊高原前バス停近くまで下ってきました。正面に再び滝谷山の
姿が。でも、上の写真と見比べると、ここからは山頂が見えていないことが確認できます。




山行記録:日時−2013年9月29日、天候−曇りのち晴れ。10:00 花脊高原前バス停南のP@に駐車後出発、10:36 寺山峠E、10:43 一ノ谷出合F、11:07 雲取峠I、11:23 雲取山・山頂K着。ここで、昼食。11:44 出発、12:18 二ノ谷・一ノ谷合流点O、12:45 一ノ谷出合F、12:53 寺山峠E。ここで、40分ほど稜線を散歩。13:28 寺山峠Eに戻り、13:56 P@着。

MAP


この地図は国土地理院発行の2万5千分の1地形図(花脊)をベースに作成いたしました。