白倉岳   Mt. Shirakuradake 

比良山系から安曇川を挟んで西側に、屏風のように立ちはだかる白倉岳。アシウスギやツキノワグマの山としても知られています。旧朽木村(現・高島市)の西村井から八幡谷と棚林谷の間の尾根を登り、烏帽子岳を経て白倉岳山頂(950m)へ、そして、アシウスギの大木のある中岳、941mの南岳を経て、朽木栃生へ下るルートで歩いてみました。写真タイトル横の番号は、最後のルートマップに対応しています。


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山行写真
撮影日:2006/11/5 Photo by Minagawa, All Rights Reserved.
撮影機材:ボディー: Pentax *istDS2、レンズ: SMC Pentax DA18-55mm F3.5


安曇川左岸の道 @
朽木栃生あたりでは、安曇川右岸には国道161号線が通っていますが、
左岸はこのような静かな道です
。路肩の広いところに駐車して出発。



西村井の登山口 A
20分ほど歩くと、西村井の登山口です。



杉林の中の道 A−B間
登山道はすぐ杉の植林地を登って行きます。ややこしいところには、このような道標が。



徐々に急登に A−B間
杉林の中の道は、徐々に急になっていきます。



松本地蔵 B
突然眼の前が広がります。松本地蔵です。ここからは、稜線沿いの道です。



山腹の道 C、D
すぐに、稜線の左側を通るようになります。素晴らしい道です。だんだんと植林は減り、自然林の割合が増えてきます。



熊の爪とぎあと? E
標高600m付近です。このあたりから、ブナがでてきますが、そのなかでこのような爪あとがついた木がけっこうあります。熊でしょうか?



蛇谷ヶ峰 E−F間
木の背丈も少しずつ低くなり、時折このような眺望が楽しめます。安曇川の向こうに比良山系最北端の蛇谷ヶ峰902mです。



稜線上の道 E−F間
このあたりでは、忠実に稜線の上を登って行きます。方向が少し変わると、勾配も緩くなります。



巨大な杉 F
アシウスギの巨木が出てき始めたら、まもなく稜線です。



白倉岳主稜線 G
いま登ってきた道(村井コース)と、大彦峠から続く縦走路との出合です。



縦走路 G−H間
主稜線上の縦走路も、なかなか素晴らしい道です。烏帽子岳への登りです。



烏帽子岳の山頂 H
最初のピークには、烏帽子岳の名がついています。標高916m。



蛇谷ヶ峰 H−I間
烏帽子岳からいったん急降下し烏帽子峠。ここで朽木小川に下る道を分けます。その後登りなおして、左に眺望が広がります。再び蛇谷ヶ峰です。



白倉岳山頂 I
最後に急登を登りきると、白倉岳の山頂です。



釣瓶岳 I
山頂から、比良・釣瓶岳です。



武奈ヶ岳 I
その右に、比良の最高峰・武奈ヶ岳1214mです。



白倉岳−中岳間の縦走路 I−J間



中岳山頂 J
やがて、中岳の山頂に着きます。標高924mです。



中岳山頂のアシウスギ J
中岳の山頂は、なんといってもこのアシウスギの大木です。すごい、の一言。見れば見るほどすごい木です。幹の途中から、別の木が何本も生えています。



南岳山頂 K
最後のピークは、南岳です。



ブナ K−L間
このあたりはブナの大木がたくさんあります。



主稜線からの分岐点 L
南岳の少し先で、いよいよ主稜線から離れて、栃生へ下る尾根に入ります。



釣瓶岳 K−L間
尾根の上部からです。



紅葉の尾根 L−M間
こちらの尾根は、紅葉が素晴らしい尾根でした。



色づいたもみじ M
素晴らしい色づきでした。



下りの道 N
平均の勾配は、登ってきた尾根よりは急です。



尾根の突端 O
ずっと下ってきて、最後に、尾根は岩の衝立のようになります。ここは、尾根を離れて左に逃げます。



登山口 P
下りきると、行きに歩いた車道に出ました。栃生口・登山口です。




MAP


この地図は国土地理院発行の2万5千分の1地形図(久多)をベースに作成いたしました。

山行記録:日時−2006年11月5日、天候−晴れ。9:45 @付近に車をとめて出発、10:05 西村井の登山道入口A、10:20 松本地蔵B、11:30 縦走路出合G、11:40 烏帽子岳・山頂H、11:55 白倉岳・山頂I、12:10 中岳山頂J着、昼食。12:30 山頂発、12:45 南岳山頂K、12:50 主稜線からの分岐点L、13:05 M、13:40 栃生口・登山口P、13:50 駐車地@着。

10月に釣瓶岳に登ったとき、安曇川を挟んで眼の前にこの白倉岳がまさに、立ちはだかるというイメージでそびえていました。そこで、今回はこの白倉岳へ。熊の話がよく聞かれる山だけに、鈴をしっかりつけて歩きました。白倉の「くら」は、絶壁を表す「グラ」から来たともいわれています。確かに、白倉岳の直下には、絶壁が見えています。
登路に利用した八幡谷と棚林谷の間の尾根の道、主稜線の縦走路、下りに利用した南岳からの尾根の道は、どれもほんとうに”いい道”でした。要所要所に道標があり、迷う心配はほとんどなく、道幅、踏まれ具合、どれもちょうどいい具合でした。4時間あまりの周回ルート、なかなかいいルートです。



周囲からの白倉岳滋賀の山・山姿写真集より抜粋。詳細データはそちらをご覧下さい。)


栃生からの白倉岳
高島市朽木の栃生より。朝の白倉岳。左が中岳、右が白倉岳・本峰。2006年10月9日。




釣瓶岳山頂付近からの白倉岳
釣瓶岳・山頂北より。左から南岳、中岳、右が白倉岳・本峰。後方中央は三国岳(近江−山城−丹波)959m。2006年10月9日。