丸山と庭戸山   Mt.Maru & Niwato

 永源寺から愛知川沿いに登っていく八風街道(国道421号線)は、永源寺ダム湖を過ぎて大きく北に振り、その後蓼畑で向きを変えて南に振ります。これは、銚子ヶ口から黒尾山を経て北に伸びる長い稜線の支稜が愛知川を北に押し上げているからです。この支稜の峰が、丸山676mと庭戸山687mです。かつて小学校だった「鈴鹿の里コミュニティーセンター」の近くから尾根に取り付きます。ところどころにかなりの急登がありますが、わかりやすい尾根で丸山へ。そこからやせ尾根を進むと鉄塔が二つ乗った庭戸山に着きます。鉄塔の足もとからはなかなかの眺望です。この鉄塔の巡視路を下って杠葉尾(ゆずりお)の集落に下りました。写真タイトル横の番号は、最後のルートマップに対応しています

庭戸山・山頂からの眺望へ
ルートマップへ

山行写真
撮影日:2009/3/21 Photo by Minaphm, All Rights Reserved.
撮影機材:ボディー: Pentax K10D、レンズ: SMC Pentax DA18-250mm F3.5



駐車地からかつての小学校 @
蓼畑と黄和田の中間にあった小学校は廃校となり、いまは「鈴鹿の里コミュニティーセンター」となっています。左右に通っているのが
現在の国道421号線ですが、この細い道は旧国道です。ただいまがけ崩れで車両通行止め。




駐車地から登山口 @
旧小学校の反対方向です。旧国道は通行止め。その右の空き地の奥に赤い「火の用心」立て札があります。ここが巡視路入り口=登山口です。



巡視路 A
巡視路に入ると、見慣れたラバーの階段。



尾根に乗る B
巡視路を少し行くと右手に小さな鉄塔があります。ここで巡視路は終わりです。でも、その先もはっきりした踏み跡があり、やがて尾根に乗ります。赤いテープも見えてます。



モミの木 B-C間
杉の植林の真っ只中に、巨大なモミの木が残っていました。ちょっと珍しい光景です。



岳 B-C間
左手、木の隙間から岳の姿が見えました。



急登 C
杉の根の張り方から、その急勾配がわかると思います。杉の幹をたよりに、なんとか登っていきます。赤いテープがあります。



もうひとふん張り D
やっとのことで、急登も最後に近づきました。



日本コバ E
急登が終わると、目の前に日本コバの姿が目に飛び込んできました。ちょっと感動ものでした。



岩尾根を登る F
さらに岩だらけの尾根を登ります。



丸山・山頂 G
間もなく、標高675mの山頂です。眺望はありません。



岩の峰を越える H
丸山の山頂から南に進んでいくと、すぐに岩の塊に出くわします。イワカガミがいっぱい茂っています。踏まないで登るのが大変でした。



鞍部へ下る I
庭戸山との鞍部です。



空が明るくなってきた J
尾根の前方の空が変に明るくなってきたと思ったら、巨大な鉄塔でした。



最初の鉄塔の足もと
左奥にもう一本の鉄塔が見えています。



庭戸山・山頂 K
鉄塔の間の盛り上がりに、山頂の札が掛かっていました。






庭戸山・山頂Kからの眺望



永源寺ダム湖
エメラルドグリーンに水を張った永源寺ダム湖。



日本コバ
威圧感のあるほど大きい山です。



御池岳
鈴鹿の盟主・御池岳。左手前に天狗堂、右手前に土倉岳。



御池岳・ボタンブチ
御池岳のボタンブチを望遠で。ちょっとだけ残雪がありますね。



藤原岳
冷川谷の頭(左)と天狗岩(右)です。冷川谷の頭に立つあの鉄塔はここから続いています。




その右には岳。



竜ヶ岳
竜ヶ岳の手前にはミズナシ。右の低くなったところが石榑峠。



釈迦ヶ岳
大きい釈迦ヶ岳。右に猫岳が尖っています。



御在所岳
左に国見岳、右は御在所の東峰。



黒尾山
今歩いてきた稜線の先にある黒尾山、それに銚子ヶ口の一角です。





マッチ K
山頂にある切り株には赤いマッチのようなきのこがいっぱい生えていました。



巡視路を下る L
最初の鉄塔から北東に下る巡視路です。何回かジグザグをきりました。



階段で下る M
さすがに伊勢幹線の巡視路で、よく整備されています。



古い猪垣 N
傾斜もゆるくなり、植林を下っていくと、前方に苔むした石の列が出てきました。猪垣です。



新しい猪垣 O
さらに下ると、今度はしっかりと詰まれた新しい垣です。



岳 P
やがて杠葉尾の集落と、岳が一緒に見えてきました。



紅梅と岳 P-Q間
杠葉尾にて。



愛知川 Q
澄んだ愛知川の流れ。



山行記録:日時−2009年3月21日、天候−晴れ。10:45 旧国道わきの空き地@に駐車後、11:25 尾根の急登C、11:40 日本コバを望む稜線E、12:05 丸山山頂G着。昼食後、12:15 山頂発、12:35 庭戸山・山頂K着。13:00 山頂発、13:40古い猪垣N、13:50 国道を高架橋で越えて杠葉尾、14:20 駐車地@着。

 春分の頃、いいお天気に恵まれた日でした。蓼畑と黄和田の間にある廃校(現、鈴鹿の里コミュニティーセンター)近く@に車を止めて、「火の用心」(関西電力)の巡視路へ。鉄塔はすぐにありますが、その後も尾根上の道ははっきりとしており、しかも赤テープが時折つけられていました。快適な尾根歩きが結構続きますが、C〜Dあたりの急登には正直少し参りました。木の幹を掴んで、なんとかずり落ちないように体を引っ張り上げることの連続でした。そんな中Eで日本コバの姿を見て、ちょっと感動的でした。そこから丸山Gまではもうそんなにありません。丸山〜庭戸山間の尾根は鈴鹿らしいイワカガミや岩の多いやせ尾根です。やがて巨大な鉄塔二基がたつ庭戸山Kです。やはり眺望は素晴らしかったです。下りはよく整備された巡視路。途中、旧・新の猪垣が見ものです。3時間半ほどのなかなか楽しい周回コースでした。

MAP


この地図は国土地理院発行の2万5千分の1地形図(百済寺)をベースに作成いたしました。

図中の番号は上の写真と対応しています。