木曽駒ヶ岳〜空木岳(中央アルプス)

中央アルプスは花崗岩の山。稜線は花崗岩ばかりです。木曽駒ヶ岳(2956m)は眺望の山としても名高く、南アルプスの名峰をすべて見ることができます。富士山や御嶽山、八ヶ岳、そして北アルプスまで。なのに、ロープウェイで楽に登れる山でもあります。中央アルプスの稜線はここから南に伸び、宝剣岳、檜尾岳、熊沢岳などを経て空木岳(2864m)に至る部分が核心部を成します。盛夏、ロープウェイで千畳敷まで登り、木曽駒で一泊、翌日稜線を南下して宝剣岳、檜尾岳、熊沢岳、東川岳を越えて木曽殿山荘泊。3日目は空木岳を越えて池山尾根で駒ヶ根高原に下るルートをとりました。中央アルプスの定番コースといってもいいほど、ポピュラーなコースです。



撮影日:2000/8/5-7 Photo by Minaphm
撮影機材:ボディー:Pentax KX、レンズ:SMC Pentax 50mmF1.4、XR Richenon 135mmF2.8 ほか


千畳敷カール、暮色
ロープウェイがここまで運んでくれます。左に宝剣岳、右に伊那前岳に至る尾根、その中央が乗越浄土と
呼ばれている鞍部です。カールに入って乗越浄土に至る八丁坂(中央前方)は、一気に160mを登ります。



宝剣岳
千畳敷からの宝剣岳2931m。厳しい岩場です。明日あの先に立つ予定です。



千畳敷のお花畑
周囲はきれいなお花畑ですが、のんびりみている暇はなく、先を急ぎます。
ロープウェイが4時間待ちで、もう午後四時半を過ぎています。黄色はウサギギク、
ピンクはヨツバシオガマ。なお、この山行での高山植物は、こちらに、集めました。




日の出を待つ人々
翌朝、木曽駒ケ岳の山頂です。昨日の雨は嘘のように上がり、その分、ぶるぶる震えるほど寒かったです。



御嶽山
木曽駒ケ岳の山頂から。西には雲海に浮かぶ御嶽山3063mです。
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南アルプス北部
東は、南アルプスの名峰が並んでいます。左から、鋸岳2685m、甲斐駒ケ岳2967m、仙丈岳3033m、
北岳3193m、間ノ岳3189m、農鳥岳3050m、そして富士山3776mです。木曽駒ケ岳の山頂から。



白峰三山
白峰三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)のアップです。右端は富士山。135mm望遠使用。




富士山
今度は富士山を中心に。右の峰は塩見岳3052m。




御来光
この日、八ヶ岳の赤岳2899mから太陽は昇りました。



木曽駒ケ岳山頂三角点
標高2956mの二等三角点、中央アルプスの最高点です。



中岳からの南望
木曽駒をあとに、南へ向かいます。中岳の山頂から。赤い屋根が昨夜の宿・天狗荘です。その向こうに宝剣岳2931m。
遠景は左から、空木岳2864m、南駒ケ岳2841m、檜尾岳2728m。今回はあの空木岳を目指します。



中岳からの木曽駒
振り返れば木曽駒ヶ岳です。青い屋根は頂上山荘。



天狗岩
いよいよ主稜を南下開始。天狗岩は宝剣の登りに取り付くときにこの角度から見えます。



宝剣岳を登る
なかなかの岩場でした。



南からの宝剣岳
宝剣岳2931mを越えて、ほっと一息、返り見したところ。


めざす空木岳
稜線の先にめざす空木岳2864mが見えてきました。さらに右後方には南駒ヶ岳2841m。その右は熊沢岳2778mです。
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中央アルプス主稜線
極楽平付近より。左奥が空木岳2864m、右奥が南駒ヶ岳2841m。空木の手前に檜尾岳2728m。右端が熊沢岳2778m。
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三ノ沢岳
極楽平付近より。木曽側に主稜をはずれてはいるが、非常に均整の取れた形のいい山です。2846m。



檜尾岳
標高2728mの山頂です。少しガスが出てきました。このあたりは、お花畑が爽快でした。花は、こちらへ。



熊沢岳
檜尾岳を過ぎれば、熊沢岳・標高2778mの山頂を目指します。



近づく空木岳
熊沢岳付近より。右からのゴツゴツした尾根が中ア主稜線。左側(伊那側)はなだらか。



熊沢岳・山頂
ようやく今日の行程の2/3は来ました。なかなか歩き甲斐のあるルートです。



東川岳
目の前にもう一つ越えなければならない峰が・・・東川岳2671mです。


ガンバレ
たしかに・・・きついです。



空木の稜線
東川岳を越えると、ようやく、空木岳が目前に迫ってきました。今日はこの先の鞍部まで。



木曽殿山荘
ほんと、ヤレヤレ・・・です。



木曽殿越からの朝の雲海
翌朝、伊那谷は雲海に覆われていました。



南駒ヶ岳
南には南駒ヶ岳2841mの雄姿。これは、ぜひまた登ってみたい、素晴らしい山です。



駒ケ岳〜宝剣岳〜檜尾岳
空木への稜線にかかると、昨日の縦走路が見えてきます。その先には左から、木曽駒ケ岳、中岳、宝剣岳、右手前に檜尾岳。



空木岳の登りから
ここも、なかなか厳しい登りが続きます。



空木岳山頂
2864mの山頂です。右遠景にかすかに恵那山2191mの姿。



空木岳東面
池山尾根を下りはじめます。東面はなだらかなハイマツの斜面。



空木岳登山口
下りはじめて5時間、ようやく林道に出ました。



山行記録:日時−2000年8月5-7日、天候−雨・晴れ・晴れ。8/5 16:30 千畳敷カール・ロープウェイ駅、17:10 天狗荘到着、泊。
8/6  木曽駒ヶ岳往復後、6:00 天狗荘発、7:00 宝剣岳、10:30 檜尾岳、12:15 熊沢岳、14:00 東川岳、14:45 木曽殿山荘着、泊。
8/7  5:30 木曽殿山荘発、7:00 空木岳着、7:30 空木岳発、9:30 迷尾根の頭、10:30 マセナギ、12:30 林道出会、タクシー。

1日目はお昼過ぎに駒ヶ根に着いていたのに、ロープウェイが長時間待ち。結局こんな時間(千畳敷16:30)になりました。観光シーズンにはこの待ち時間をしっかりと計算に入れておかないといけませんね。天狗荘まで八丁坂を必死で登り、カールのお花畑を見ている余裕はなかったです。

2日目、木曽殿越までの縦走が、なかなかきつかったです。アップダウンもかなりありました。休憩時間を除いても、6時間半ほどのコースタイム通りにはなかなか・・・・でも、岩場あり、お花畑ありの、変化に富んだ縦走路でした。

3日目下りの池山尾根も、樹林帯に入ってからがすごく長い馬鹿尾根です。どちらも時間的に余裕を見た方がいいでしょう。携帯があれば、林道出会までタクシーが来てくれます。これにはほんと、助かりました。


中央アルプス(木曽駒ヶ岳〜空木岳)の高山植物の写真集へ


周囲からの木曽駒・空木岳


高遠からの木曽駒ヶ岳
中央に千畳敷カール、その上に中岳(左)と駒ヶ岳。200mm望遠。2001,4.14。



高遠からの空木岳
木曽殿越が切れ込み、その左が空木岳。右は東川岳への稜線。200mm望遠。2001,4.14。



仙丈岳より、中央アルプスと御嶽山
南アルプス仙丈岳山頂より。中央の白っぽいところが千畳敷カール。その上に宝剣岳、木曽駒ヶ岳。左端に空木岳、南駒ケ岳。
中央アルプスが右に落ちて行くところ、後ろからちょっとだけ顔をのぞかせる御嶽山。伊那谷と木曽谷を越えて。
1998.8.10。



御嶽山、田ノ原上方より(1)
中央右寄りに最高峰の木曽駒ヶ岳(2956m)と宝剣岳(2931m)の尖峰。右端は三ノ沢岳(2846m)。
左手に茶臼山(2653m)と、その奥には薄く、南アルプスの甲斐駒ケ岳(2967m)。




御嶽山、田ノ原上方より(2)
左端が空木岳(2864m)、ドーム状の南駒ヶ岳(2841m)、富士山型の仙涯嶺、そして右端が越百山(こすもやま・2613m)。
仙涯嶺と越百山の間に、後から頭を覗かせているのは、南アルプスの赤石岳(3120m)です。