富士山   Mt. Fuji

富士山は日本人ほとんど誰もが一番最初に知る山であり、子供が山の絵を描くと、ほとんどが富士山です。そんな山でも、なぜだか登る機会には恵まれませんでした。と言うか、どちらかというと敬遠していたのかも知れません。アルピニストの中には富士は見る山と言われる方も多いですから。で、やっと登る機会が巡ってきました。世界遺産候補からはずれるとか、低周波微動が始まったとか、いやな話題も多いですが、清掃登山隊のおかげもあって、ゴミはほとんど気がつきませんでした。そして、なんと言っても富士山からの御来光は日本一でした。


富士山の花
周囲からの富士山



山行写真
撮影日:2001/8/5-6 Photo by Minaphm  (*)by M.Ikegami
撮影機材:ボディー:Pentax KX、レンズ:SMC Pentax 50mmF1.4、Tefnon Zoom 28-105mmF3.5


五合目小御岳神社前より山頂を望む
バスが来て観光客で賑わう五合目の一角から。針葉樹林、森林限界、オンタデの草原、
草木のない地肌と、標高による植生の違いがはっきりわかります。




登山道の入口
しばらくは東へのトラバースが続き、吉田口からの登山道と合流します。降りてくる人々はさすがに疲れ切った様子です。



7合目の山荘群
登山道に沿って7合目にはいくつもの小屋があり、登っても登っても7合目が続きます。



8合目への登り
ようやく7合目を過ぎて8合目へ。標高は2700mぐらいです。道はどんどん歩きにくい火山岩の道へ。



太子館で仮眠
標高3100m、8合目の太子館で23hまで仮眠します。狭いけど快適な寝床でした。
このあと、24時に出発して4時間で600m余りを登り、吉田口山頂で夜明けを待ちました。




薄明始まる
翌朝、白んだ空から星が消え始め、赤みがさしてくる。吉田口山頂付近より。



朝焼け
御来光が近づいてきました。雲が真っ赤に焼けてきました。



御来光の一瞬
雲の上に現れた最初の光芒。神々しい一瞬です。



御来光と人々
かなりの寒さを我慢しながら見守る人々。



剣ヶ峰と月
振り向けば、剣ヶ峰の上に月がまだ輝いていました。富士山ドームの最後の姿。



お鉢巡り
登れない白山岳をさけ一旦火口内に下り、再び火口縁に登ります。息が切れます。



白峰三山と甲斐駒
火口縁に登ると、南アルプスが雲海上に頭だけ出していました。左から農鳥岳、間ノ岳、北岳。
少し間をおいて、尖っているのが甲斐駒ヶ岳。その手前に重なるのは鳳凰山。




剣ヶ峰の山頂(*)
気象庁の観測所のある山頂。広場に3776mの二等三角点。



三角点石標



影富士
剣ヶ峰直下より。



白山岳と吉田口山頂
お鉢巡りを終え、再び賑わう吉田口山頂に戻ってきました。


山行記録:2001/8/5:6:30、5合目雲上閣(2,305m)到着、11:30、5合目出発、12:25、6合目雲海荘(2,400m)、13:40、7合目花小屋(2,690m)、14:25、7合目鎌岩館(2,790m)。15:10、7合目東洋館(3,000m)、15:55、8合目太子館(3,100m)(泊)

2001/8/6:0:00、太子館出発、0:45、白雲荘(3,150m)、3:25、9合目鳥居(3,600m)、4:20、吉田口山頂(3,720m)着。御来光を待つ。5:10、お鉢巡り出発、5:40、最高地点剣ガ峰(気象庁富士山測候所)(3,776m)、6:10、吉田口山頂着。6:20、下山開始、6:45、本8合目、8:45、7合目(2,800m)、9:25、6合目(2,400m)、10:00、5合目雲上閣着。[記録はM.Ikegami氏による]

一番ポピュラーなスバルライン五合目からのコースです。関西を前夜に出て朝早く五合目に着くバスツアーを利用しましたので、1日目の行程が比較的楽でした。ガイドは7大陸最高峰最年少記録に挑戦中の山田あつし氏。お鉢巡りは山田氏のご好意で急遽実現しました。山田さん、ありがとうございました。ぜひ来春のエベレスト、成功させて下さい。

PS 2002年5月19日、山田あつし氏世界7大陸最高峰最年少記録(当時)達成しました。おめでとう!


富士山の花

登山の時(2001/8/5-6)に見かけた花です。


オンタデ
火山岩がころがる斜面にたくましく育つオンタデ。7合目あたりには
ほとんどこれしかありませんでした。まさに富士山を代表する高山植物。




ピンクのオンタデ
6合目にて。ピンクのものは「メイゲツソウ」とも呼ばれるそうです。



キオン
6合目の草原で。



ヤマホタルブクロ
5合目にて。



周囲からの富士山


南アルプス、北岳から、朝の富士山
1978/8/12、北岳より
なおこの写真は縮小版ですが、画像クリックでフルスケール画像が見られます。
ダウンロードすると、壁紙(1920×1280)としてお使いいただけます。




南アルプスの上に顔を出す富士山
中央アルプス、木曽駒ヶ岳より。2000/8/5、木曽駒ヶ岳〜空木岳(中央アルプス)より




南アルプス、仙丈ヶ岳から、富士山と北岳
1998/8/10、仙丈ヶ岳より




剱岳・山頂より
剱岳からも富士は見えました。蓮華岳と針ノ木岳の隙間です。距離は170km。2010.8.22
この写真は縮小版ですが、画像クリックでフルスケール画像が見られます。
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雲海に浮かぶ富士山
北アルプス、爺ヶ岳より。安曇野、甲府盆地をこえて。1980/8




美ヶ原からの南八ツヶ岳と富士
美ヶ原・王ヶ頭より。八ヶ岳は左から赤岳、阿弥陀岳、権現岳、編笠山。その右にかすかに富士山。2001.10





大菩薩峠から
大菩薩峠〜大菩薩嶺間から。山梨側からの代表的富士山です。2005.4.23
なおこの2枚の写真は縮小版ですが、画像クリックでフルスケール画像が見られます。
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機上からの富士山
関西空港からヨーロッパ方面に向かうとき、右側の窓から御岳、南アルプス、そして富士山を見ながら、
ということが何回かありました。この日も雲は多かったものの、南アルプスの向こうにはっきりと姿を現してくれました。2003.8.25。





新幹線からの富士山
飛行機の次は新幹線の車窓から。新幹線は速くてトンネルや電線も多く、なかなか気に入った富士が撮れません。
でも、デジカメのお陰で何枚でも挑戦できるようになりました。この日(2004.12.16)は、快晴でこの冬の暖冬を象徴するかのように、
雪が本当に少ないですね。どちらも、新富士駅の東京寄りから。





再び,新幹線から
富士川あたりの新幹線車窓からに富士山です。雪が斜めに積もっています。2006.2.3
この冬は厳しい寒さで,もっと雪が多いと思っていましたが,意外にも上だけです。
なおこの2枚の写真は縮小版ですが、画像クリックでフルスケール画像が見られます。
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三・四度目の新幹線
なんとなく、雪の調子も前二回の中間ぐらいですね。上:2009.11.15、下:2014.11.4