ブロッケンの妖怪
 3枚とも、常念岳山頂付近にて撮影。ブロッケン現象は、ガスのスクリーン上に後方からの太陽光が自分の影を映すことによって生じます。影の周りにリング状の光が見えますが、ときに虹状に見えることもあるそうです。ドイツ中部のブロッケン山でよく現れたのでこの名がついています。
 かつて山上でこの現象を見た人々は、そこに仏の姿を重ね合わせたと言われています。そして仏像の後の後光や後輪として表現されているようです。新田次郎の小説「槍ヶ岳開山」によるとあの播隆上人も、笠ヶ岳で遭遇したこの現象に阿弥陀如来を見たと記されています。


(この3枚は、2002.8.8、TV朝日系ドラマ(科捜研の女)で放映されました。)