磐梯山(会津磐梯山)

会津の猪苗代湖の北に聳える「宝の山」です。猪苗代湖などの南からの姿はいかにも成層火山らしい秀麗な山。一方北から見る姿は火口壁が峨ヶたるものだそうです。真夏の暑い日、一番電車の乗って野口英世ゆかりの翁島駅から猪苗代リゾートスキー場の翁島登山口までタクシーで上がり、山頂へ直登。その後、弘法清水、沼ノ平を経て赤埴山の横を通り、猪苗代スキー場に下ってきました。花も多く、素晴らしい山でした。写真タイトルの後の数字は最後のルートマップ中の数字と対応しています。


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撮影日:2008/8/11 Photo by Minaphm, All Rights Reserved.
撮影機材:ボディー: Pentax K10D、レンズ: SMC Pentax DA18-250mm F3.5


車窓からの磐梯山
JR磐越西線、猪苗代駅付近から。左手に1819mの山頂。中央にあるのが下山ルートに使った猪苗代スキー場。その上が赤埴山1430m。右奥が櫛ヶ峰1636m。
今回登るルートは、ちょうど左の稜線沿いです。稜線下部の白い建物が、猪苗代リゾートスキー場ゴンドラの山上駅。
この写真は縮小版ですが、画像クリックでフルスケール画像が見られます。
ダウンロードすると、壁紙(1920×1280)としてお使いいただけます。



翁島駅にて
小さな無人駅です。野口英世ゆかりの駅で、このような碑がありました。うっ・・・太い腹が写っ・・・



翁島登山口 @
駅からタクシーで約10分、2000円弱でここまで来ました。標高はほぼ800m。6時50分、左の砂利道を登りはじめました。
朝9時になれば近くのホテルからゴンドラが上がり始めますが、とても待てません。




ゲレンデ横の登山道 A
最初、ゲレンデの左を上がります。



きのこ
真夏というのに、みごとなキノコです。



ゲレンデ横の登山道 B
ゲレンデを横切って、今度はゲレンデの右側を登ります。



コバギボウシ B−C間
登るにつれ、山道には花が増えてきました。まずコバギボウシ。湿地の花で、ここはけっこう湿っぽいのでしょう。




ヤマユリ B−C間
自然の中でこんなに豪快に咲くヤマユリは、始めてみました。




ツリガネニンジン B−C間
まだ朝露がついています。



ゴンドラ乗り場からの合流点 C
1時間かけて登ってきましたが、ゴンドラなら10分もかからないんでしょうねぇ…。



徐々にきつくなる登山道 D
合流点を過ぎて間もなく、登山道は急にきつくなってきます。前方の尾根に登っています。



固定ロープの岩場 E
この岩場を乗り切ると、尾根の上に乗ります。



尾根の上から E−F間
尾根上に出ると、目指す方向がよく見えます。ここからてっぺんに見えるのが天狗岩です。



岩稜を登る E−F間
ここから岩稜が続きます。暑い!



ミヤマシャジン
薄紫の可憐な花です。



少し緩くなる F
標高1500mを越えて、傾斜が緩くなりました。ほっと一息、でも暑い。



雲湧く谷 F−G間
登山道の右は、谷になっています。その谷から雲が湧き上がってきました。



間もなく天狗岩 G
天狗岩が近付いてきました。これまで先頭を歩いてきたつもりでしたが、暑さでバテぎみ・・・そしたら元気なお兄さんにとっとと抜かれました。トホホ・・・
ところで、天狗岩で、「四合目」という看板を見てびっくり。。えっまだそんな・・・??これは、磐梯山の山頂を五合目として割り振られているそうです。




タカネナデシコ G
天狗岩付近の花々です。まずはカワラナデシコの高山型、タカネナデシコ。



オンタデ G
ここまで赤かったら、メイゲツソウって呼んでいいのかも知れません。



イブキジャコウソウ G



猫魔ヶ岳 G
西を見下ろすと、スキー場のある猫魔ヶ岳です。その上、はるか遠くに残雪の山が。



飯豊連峰 G
残雪の山は、ここ福島と新潟・山形の三県境にある飯豊連峰です。お盆前というのに、なかなかの残雪です。



近づく山頂 G−H間
右手の谷が浅くなりました。



近づく山頂 G−H間
山頂の人影が見え始めました。



山頂 H
着きました、五合目=山頂です。登山口から2時間50分でした。八方台から登ってきた人たちが既に着いていました。そこからなら
2時間ほどで着くそうです。なお、三角点の標石を探しましたが見つかりませんでした。ここからしばらく、山頂からの眺望を。




猪苗代湖 H
南、猪苗代湖です。トンボがいっぱいです。



沼ノ平 H
山頂から見下ろした沼ノ平(火口)です。あとで、あそこからここを見上げる予定。



櫛ヶ峰 H
沼ノ平をはさんで北東側に盛り上がる峰です。標高1636m。



裏磐梯 H
北には裏磐梯。大きな湖は桧原湖。右に細長く小野川湖。



東壁を見ながらの下り H−I間
右にほとんど垂直な東壁を見ながら下っていきます。



沼ノ平と赤埴山 H−I間
その下には沼ノ平。その向こうは赤埴山1430m。



ヤマブキショウマ I



弘法清水 I
冷たくて、最高でした!



弘法清水から見上げる山頂 I



お花畑と櫛ヶ岳 I−J間
黄色い花はキオンです。
この写真は縮小版ですが、画像クリックでフルスケール画像が見られます。
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裏磐梯分岐 J
ここで裏磐梯の眺めとはお別れです。



ウメバチソウ J−K間
このあたり、なかなかいいお花畑です。



沼ノ平から見上げる山頂 K
沼ノ平に着きました。



山頂と東壁 K
見上げる東壁はすごい迫力です。時折、山頂の人影が見えました。



赤埴山 L
沼ノ平を抜け出ると、正面に赤埴山が見えてきます。



振り返る山頂 M
赤埴山は登らずにトラバースして、稜線に出ると、右方に再び山頂が。



猪苗代湖 M
そして、眼下には猪苗代湖が見えてきました。



安達太良山 M−N間
途中、左手の眺望が開けると、そこに安達太良山1709mがありました。中央が乳首山と呼ばれる山頂です。



スキー場の上端から N
やがて、猪苗代スキー場の上端に飛び出します。さあ、あとはスキー場の下り。冬場、板を履いてたら数分で下れますね。



草ブッシュ N−O間
そんな軽い気持ちで下り始めましたが、夏のゲレンデは急斜面に、焼かれるような
直射日光、しかも深いススキに覆われて、かなり苦労しました。



見上げる山頂 N−O間
ずいぶん下ってきました。振り返る山頂とゲレンデ。草丈もようやく膝下に。



猪苗代スキー場の基部に到着 O
最後のゲレンデに予想以上に苦労しましたが、なんとか下山しました。あとで調べると、ゲレンデのもう少し西寄りに、正規ルートがあったようです。




Map


この地図は国土地理院発行の2万5千分の1地形図(磐梯山)をベースに作成いたしました。

図中の番号は上の写真と対応しています。


山行記録:日時−2008年8月11日、天候−晴れ。6:25 のぼりの一番列車で翁島駅着。すぐにタクシーを呼ぶ。6:40 タクシー到着、6:50 翁島登山口@着、すぐに登山開始。
6:50 翁島登山口@発、7:50 ゴンドラ合流地点C、8:15 稜線へE、9:05 天狗岩G、9:40 磐梯山・山頂H着、昼食。10:30 山頂H発、10:50 弘法清水I、11:35 沼ノ平K、11:45 赤埴山入口L、12:10 猪苗代スキー場最上部N、12:45 猪苗代スキー場基部(表登山口)O、タクシーで猪苗代駅へ。

登りは翁島登山口を選びました。翁島駅からタクシーで10分ほど。登山口として八方台を選ぶことも考えましたが、事前に問い合わせてみるとタクシーで一万円はかかると言われて断念しました。翁島登山口からのルートの特徴は、何と言っても直登です。それでも、ゴンドラを使えば、1時間かかる最初の登りが10分弱で。ただし、この日は9時にならないと動き出さないということでしたので、これも断念。素直に、下から登ることにしました。でも、登ってみると、花も多く、見晴らしも良く、(でも真夏は暑く・・・)、なかなかいいルートでした。山頂からは少しガスっていたものの、猪苗代湖、裏磐梯など、360度の眺望が楽しめました。弘法清水の周辺は、みごとなお花畑でした。また季節を変えてきてみたいところでした。沼ノ平からの東壁の迫力も見所です。最後の猪苗代スキー場の下りが、一番苦労しました。夏のゲレンデは予想以上に厳しいところでした・・・。下ってきたのはここの一番最初の写真の二本あるゲレンデのうちの左側のゲレンデになります。最後の35分は、1時間以上に感じました。どうもゲレンデの真ん中でなく、もう少し西寄りに、正しいルートがあるようです。