岩手山

初秋を迎えた南部富士・岩手山に登ってみました。馬返しから柳沢コースの往復です。麓の盛岡では秋祭りの山車巡行の真っ盛り。写真タイトルの後の数字は最後のルートマップ中の数字と対応しています。


山頂、お鉢からの眺望へ
ルートマップへ



撮影日:2009/9/15 Photo by Minaphm, All Rights Reserved.
撮影機材:ボディー: Pentax K10D、レンズ: SMC Pentax DA18-250mm F3.5


盛岡からの岩手山
前日、盛岡の夕顔瀬橋から。ちょうど山車が来たところです。



馬返しの駐車場にて
ここまでタクシーで来ました。盛岡駅からのタクシー代は4700円かかりました。
時間は20分ほどでした。ここは標高600m。まだ1440mの標高差があります。




鬼又清水登山口 @
駐車場から5分も登れば鬼又清水。6:00ちょうど、水を汲んで出発です。



鬼又清水の案内図 @
柳沢コースは、新道(右)と旧道が並行して登っていきます。行きは新道、下りは旧道をとることに。



ミズナラの森の登山道 @-A間
美しい森です。



崖っぷち A
左が深い谷になってきました。その縁を登ります。



0合五勺 B
25分ほど登ってきましたが、まだ0.5合目。このペースだと1合50分で頂上まで500分=6時間20分??ちょっとショックを受けました。ここは右折で新道へ。



一合目 C
登山口から40分かかってようやく一合目です。なかなか手強い・・・




木段を登る C−D間
今日は雲が多いので涼しいです。




ウメバチソウ C−D間
真っ白で可憐な花です。たくさん見ました。



二合目 D
一合目からわずか15分で二合目でした。合目の間隔はあまりあてにしてはいけないようです。



二合五勺 E
ここから本格的に新道と旧道が別れます。登りは新道で。



路上の岩場 E-F間
よく踏まれてはいますが、路面に岩が多く、しんどい道です。さすがは火山・・・こういう岩をたくさん乗り越えながら登ります。



三合目 F
登山口から1時間と15分で三合目到着です。



オヤマボクチ F
キク科。棘がすごく印象深い花。初めて見ました。



霧の道 F-G間
ガスが濃くなり、雨も少し感じ始めました。



カンバの木 F-G間
ダケカンバでしょうか。白い肌が印象的。



五合目 G
ここで10分ほど休憩してカッパを着ました。



紅葉のはしり G
さすがに北国。もう朝夕は冷え込むんでしょうねぇ・・・



立ちはだかるカンバ G-H間



六合目 H
距離的には中点を過ぎています。木が低くなり、明るくなってきました。



ハイマツ H-I間
ついにハイマツが出てきました。



ガンジュアザミ H-I間
このあたりの高山の特産だそうです。ちなみにガンジュは、「岩手」。



緩まる傾斜 H-I間
ずいぶんと傾斜が穏やかになってきました。



七合目 I
間もなく七合目に。鉾立権現が祀られていました。ここで旧道と合流です。ここからは山頂台地上の緩やかな登りです。



八合目避難小屋 J
避難小屋という名前からもっとほったて小屋みたいな小さなのを予想してただけに、この立派さにびっくり!トイレも完備です。



山頂へあと1.7km J
ここからも緩い登り。ガスが晴れてほしいなぁ…



山頂を望む J-K間
願いがかなったのか、少しガスが晴れてきて、山頂方面が見えてきました。



不動平へ J-K間
三角の屋根は不動平避難小屋。その右の黒い岩が不動岩です。



九合目・不動平 K
登山口から3時間半。ようやく九合目です。



晴れるガス K
ほんとうにガスがどんどんと晴れてきました。山頂のお鉢がすぐそこに。先で道は分かれていますが、右をとりました。



見下ろす不動平 K-L間
お鉢への登りから。左端に八合目避難小屋。右寄りに不動岩。3枚からの合成。



お鉢の登り K-L間
もう少しでお鉢の上へ。



お鉢に乗る L
ついにお鉢の上に出ました。ここが一升目(=十合目)だそうです。正面奥が山頂の薬師岳。右が妙高岳。



お鉢まわり L-M間
石仏をたどりながらお鉢を頂上方向へ。



もう少しで山頂 L-M間



岩手山・薬師岳・山頂 M
標高2038mの山頂です。写真ではわかりませんが、寒い!!登山口から4時間と5分でした。




山頂、お鉢からの眺望


鬼ヶ城
カルデラの外輪山でもある険しい鬼ヶ城。中央左下部に「千俵岩」。なるほどって感じですね。遠方に秋田駒ヶ岳。



秋田駒ヶ岳
秋田駒ヶ岳1637mをアップで。
この写真は縮小版ですが、画像クリックでフルスケール画像が見られます。
ダウンロードすると、壁紙(1920×1280)としてお使いいただけます。



鳥海山
南西に鳥海山2236m。さすがに高いです。115kmほど距離があります。それでも秀麗な姿はくっきりと。
この写真は縮小版ですが、画像クリックでフルスケール画像が見られます。
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早池峰山
東には北上山地の盟主・早池峰山1917m。
この写真は縮小版ですが、画像クリックでフルスケール画像が見られます。
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八幡平
ここから見下ろすと、山というより丘のよう。



御苗代湖
西岩手山火山のカルデラ湖。





妙高岳 M-N間
再びお鉢まわりです。正面に妙高岳。どっかのガイド本に書いてた「なまめかしい」の意味がなんとなくわかりました。
この写真は縮小版ですが、画像クリックでフルスケール画像が見られます。
ダウンロードすると、壁紙(1920×1280)としてお使いいただけます。



お鉢を進む M−N間
ほとんど草も生えない死の世界です。



薬師岳 M−N間
山頂・薬師岳を振り返ります。赤さが印象的です。



火口の中へ N
周回ルートは少し火口の中に入っていきます。



オヤマソバ N-L間
赤く色づいているのは、オンタデの仲間のオヤマソバ。なかなかきれいです。



オヤマソバの群落 N-L間



噴気孔 N-L間
ここからは水蒸気と湯気を噴き出しています。



岩手山神社・奥社 N-L間
その近くに鳥居があり、祠が祀られていました。廃墟のように燈籠や石像が倒れていました。



再びお鉢へ N-L間
再びお鉢目指して登ります。あそこでお鉢まわりはほぼ一周です。



八合目避難小屋 J
さっきはガスで暗かったのですが、今度は明るい日差しの下。しかし、立派な小屋だなぁ…



旧道を下る J-O間
七合目から旧道に入りました。



キケンな岩 O
この岩ほんとキケン、いつひっくり返ったのでしょう?



オヤマボクチ再び O-P間
再びこの珍しい花に遭えました。



岩場を下る P
旧道は、基本的に明るい岩場を下る道です。岩がガラガラで、なかなか歩きづらいです。



一合目付近の旧道 Q
ここも旧道に入りました。



鬼又清水へ @
13:25、到着です。全行程7時間と25分でした。



盛岡の山車
帰りは馬返し駐車場から滝沢駅までタクシー。これだったら2700円ですみました。そこからIGRで盛岡へ。
盛岡は盛大に山車祭。ヤーレヤーレヤーレヤーレの掛け声が響いていました。




Map


この地図は国土地理院発行の2万5千分の1地形図(大更、姥屋敷)をベースに作成いたしました。

図中の番号は上の写真と対応しています。


山行記録:日時−2009年9月15日、天候−曇りのち晴れ。5:30、盛岡駅近くからタクシーで馬返しPへ。22分、4700円でした。5:55 Pから歩き始め、6:00 鬼又清水@から登山開始。6:25 0合五勺B、6:40 一合目C、6:55 二合目D、7:05 二合五勺E、7:15 三合目F、7:40 四合目、8:05-8:15 五合目G、8:35 六合目H、9:00 七合目I、9:10 八合目避難小屋J、9:30 九合目・不動平K、9:45 お鉢に乗る(一升目)L、10:05 山頂M(薬師岳)2038m到着。岩陰に隠れて昼食後、10:30 山頂発、10:40 火口へN、10:45 再びお鉢の上L、11:00 九合目・不動平K、11:15 八合目避難小屋J、11:25 七合目I、ここから旧道に入り、12:05 旧道五合目、12:35 旧道三合目、13:00 一合目C、13:25 鬼又清水@着。その後タクシーで滝沢駅へ。2700円。IGRで14:30 盛岡駅到着。

この日、夕方まで時間ができたので、早朝から岩手山に登ってきました。14:30には盛岡に戻ることができました。5:30にタクシーを呼んで馬返しPへ。6:00には鬼又清水@から登山開始。単純標高差が1440mという、手応えのある登山です。柳沢ルートはよく整備され、合目の表示も完ぺきで、その意味ではなんの心配もないルートでした。ただ、けっこう長い。でも、夏の花がまだ残っていて、楽しめました。二合五勺Eから七合目Iまでは、急な登りが続きます。七合目からは高原の散歩。晴れると素晴らしい景色にも恵まれます。そしてお鉢へ。ほんとうに丸くてきれいなお鉢です。その一番高いところが山頂の薬師岳M。お鉢からは、鳥海山、秋田駒ヶ岳、早池峰山、八幡平など、東北の名山が望めます。また、火山の構造が複雑で面白いです。古い火山の上に新しい火山体が乗っかってできた岩手山。だから、盛岡から見ると右が富士山のように滑らかな曲線にもかかわらず、左はごつごつと険しい山脈状。これが、南部片富士とも呼ばれる所以だそうです。