甲斐駒ケ岳   [北沢峠〜仙水峠〜駒津峰〜甲斐駒ケ岳〜駒津峰〜双児山〜北沢峠]

今では、北沢峠からは甲斐駒へのメインルートです。8月は、多くの登山客がこのルートで登ります。標高差は1000m弱ですが、なかなか厳しい道のりです。登りは仙水峠経由、下りは双児山経由。これも、オーソドックスです。それにしても下りの双児山から北沢峠の遠かったこと・・・

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周囲からの甲斐駒ケ岳へ


山行写真
撮影日:2009/8/22 Photo by Minaphm, All Rights Reserved.
撮影機材:ボディー: Pentax K10D、レンズ: SMC Pentax DA18-250mm F3.5



込み合う北沢峠 @
朝の戸台方面からのバスで上がってきました。右のバスは、広河原から上がってきたバスです。時折小雨が降っています。



仙水峠への入口 @−A間
林道を東へしばらく東に進むと、左側に「仙水峠」の案内があります。



北沢駒仙小屋 A
もともと北沢長衛小屋という名前でした。今夜はここに泊まります。



北沢に沿って登る B
最初は左岸を、砂防ダムを何度も越えながら登り、そのうち右岸に渡ります。



ガレ B−C間
仙水小屋を過ぎてしばらく登ると、左手、駒津峰と双児山の鞍部あたりから流れてきたガレを踏んで登っていきます。



珊瑚みたいなコケ B−C間
ガレ場の岩にはたくさんのコケがついていました。



両側から・・・ C
やがて、右の栗沢山からもガレが流れてきて、沢で合流しています。ものすごい光景です。あの先が仙水峠です。



仙水峠 D
やがて、仙水峠に着きます。峠といっても、向こうへ下る道はありません。



仙水峠から見上げる甲斐駒と摩利支天 D
仙水峠からはこの光景に圧倒されます。なんともいえない迫力です。



仙丈ヶ岳 D
峠から振り返れば、仙丈が、わずかに山頂を見せています。



急坂を登る E
仙水峠から駒津峰への針葉樹林帯の登りです。



栗沢山 F
後ろに栗沢山が見えるポイントです。まだまだ向こうが高いのですが、向かう駒津峰はあの先より少し上です。



セリバシオガマ F−G間
針葉樹林帯でもこの白い花が目立っていました。ゴマノハグサ科シオガマギク属。



ちょっと近づいた甲斐駒 F−G間
山頂がはっきりとわかるようになりました。摩利支天の険しさも。



登山者の列 F−G間
望遠で覗いてみると、たくさん登ってます。



アサヨ峰と栗沢山 G
栗沢山の左にアサヨ峰2799mが現れました。栗沢山もさっきよりだいぶ低く見えてきました。



ヒメコゴメグサ G−H間
かわいい白い花です。ゴマノハグサ科コゴメグサ属。2600mをこえたこのあたり、森林限界を過ぎて花が増えてきました。



イワインチン G−H間
インチンはヨモギの意味だそうで、高山の蓬ってことだそうです。



キンレイカ G−H間
これはあまり多く見ないオミナエシの仲間の花です。オミナエシ科オミナエシ属。



ミヤマシャジン G−H間
釣鐘型のかわいらしい花です。萼に鋸歯がないのでヒメシャジンと区別できます。キキョウ科ツリガネニンジン属。



駒津峰の山頂 H
やっとのことで駒津峰の山頂です。かなりのにぎわいを見せていました。



駒津峰からの甲斐駒 H
右に摩利支天を従えて、花崗岩で真っ白な山頂。
この写真は縮小版ですが、画像クリックでフルスケール画像が見られます。
ダウンロードすると、壁紙(1920×1280)としてお使いいただけます。




駒津峰から西方面 H
西側には戸台川谷と赤い鋸岳。



六方石手前からの甲斐駒 I
六方石の少し手前から。角度が変わりました。



六方石 I
稜線上に花崗岩の巨岩が数個恐ろしげなバランスで乗っかっています。



巻き道を行く J
六方石から直登もできますが、右に行く巻き道をとりました。左端に六方石。花崗岩と砂礫の世界に入ってきました。



摩利支天分岐 K
摩利支天はあとにして、まず山頂を目指します。



奇岩と摩利支天 K−L間
風化した花崗岩が指のようになって摩利支天を指しています。



タカネツメクサ
砂礫と花崗岩の間に根付いています。こんな過酷なところでよく・・ナデシコ科タカネツメクサ属。



近づく甲斐駒の頂 L
いよいよ山頂の石の祠が見えてきました。



山頂・石の祠と立札 M
やっと到着。2967mの山頂です。



アサヨ峰とレンズ雲 M
アサヨ峰の向こうからレンズ雲が上がってきました。北岳あたりです。残念ながら北岳は雲の中。



見下ろす摩利支天 M
山頂からの摩利支天です。



摩利支天を目指す K−N間
山頂をあとに、Kまで下って、摩利支天に向かいました。



鞍部にて K−N間
ちょうど甲斐駒と摩利支天の鞍部です。甲斐駒側の東側の絶壁はすごい迫力で奈落の底へと落ちていきます。



摩利支天の頂 N
たくさんの剣が天を向いていました。この先がものすごい角度で落ち込んでいくのは、ここからはわかりません。
なお、この頂から、駒仙小屋のキャンプサイトがはるか下に見えます。いつの間にか北岳(右端)も見えてきました。




摩利支天からの甲斐駒 N
ここからの甲斐駒も素晴らしい姿です。



ミヤマシャジンの大群落 N−K間



鳳凰山 K−J間
雲がずいぶんと減ってきて、南アルプス北部の山々がくっきりと現れ始めました。南東には鳳凰山。
左がオベリスクを持つ地蔵岳2764m、中央に観音岳2840m、右が高嶺2779mです。




北岳と間ノ岳 J−I間
栗沢山の上に北岳3193mと間ノ岳3189mです。間ノ岳を右に下った所にある「返し」みたい
なのが三峰岳2999mです。あそこで既に、甲斐駒より30mも高いんですねぇ・・・



中央アルプスと御嶽山 I−H間
西に伊那谷を越えて中央アルプス。左端に空木岳2846m、ほぼ中央に宝剣岳2931m、
木曽駒ヶ岳2956m。右端にはさらに木曽谷を越えて御嶽山3067mの姿が。




仙丈ヶ岳 H
駒津峰からの仙丈ヶ岳3033m。太陽がいい位置になってきて藪沢や小仙丈も立体的に見えてます。



双児山 O
駒津峰の下りから。右方向の険しさがわかります。



北岳望遠 O



悪沢岳と塩見岳 O
南には悪沢岳3141m(左奥)と塩見岳3052mです。



振り返る甲斐駒 O−P間
振り返ると、駒津峰の上に甲斐駒が再び。今日の見納めです。



双児山からの北岳と間ノ岳 P
双児山の山頂手前から。何回見ても見飽きません。また少し表情が変わりました。
この写真は縮小版ですが、画像クリックでフルスケール画像が見られます。
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双児山からの鳳凰山 P
こちらもまたずいぶんと変わってきました。右端に薬師岳の一角が見えてきました。



双児山・山頂 P



双児山からの仙丈ヶ岳 P
いつも右側(西)から強い風が吹き付けているんですねぇ…。
この写真は縮小版ですが、画像クリックでフルスケール画像が見られます。
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双児山を下る Q



双児山を下る R
とにかく長い下りです。標高差は650mほどですが、なぜかそれ以上に感じました。このあと北沢駒仙小屋へ。



山行記録:日時−2009年8月22日、天候−雨のち曇りのち晴れ。北沢峠では昨夜からの小雨が残っていましたが、徐々に雨はやみ、雲も上がり始め、午後には晴れてきました。普通、午後に雲が多くなる日が多いんですが、この日はちょうど逆。朝には思いもしなかった、北岳や塩見岳まで望むことができ、最高でした。

MAP


この地図は国土地理院発行の2万5千分の1地形図(甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳)をベースに作成いたしました。

図中の番号は上の写真と対応しています。




周囲からの甲斐駒ヶ岳


仙丈ヶ岳、小仙丈の山頂下から、1998.8



木曽駒ヶ岳から、2000.8



富士山から、2001.8



御嶽山から、2002.8.3



甲府駅付近から、2000.3



大菩薩峠から、2005.4.23