天狗堂   Mt. Tengudo

鈴鹿山脈の中北部、御池岳と御池谷を挟んで向かい合う尾根上にある秀峰です。その山頂部はきれいに尖り、どこから見てもよく目立っています。その分、登りはきつい坂が続きます。木地師の里として知られる君ヶ畑から少し御池林道を奥に行き、天狗堂の南東に延びる尾根に取り付きました。大岩のある山頂で景色を楽しんだあとは、南西に延びる郡界尾根を下り、君ヶ畑の器地祖神社に降りました。

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山行写真
撮影日:2003/4/29 Photo by Minaphm, All Rights Reserved.
撮影機材:ボディー: Pentax KX、レンズ: Tefnon Zoom 28-105mm F3.5 ほか



御池林道沿いの登山口 @
君ヶ畑集落から車で約5分ほど御池川を遡ったところにあります。地元の有志の方が看板を立ててくれているようです。
(2010年現在、看板は落ちてしまいました…)




ヒキノ(1) @-A間
少し見晴らしのいい所に出ると、後方に御池川を挟んで南東にあるヒキノ844mが見えてきます。
鉄塔の頭だけが見えている右の峰が山頂です。



谷筋を登る A
最初は緩斜面の山腹を登り始めますが、やがて右からの谷筋と出合います。



稜線に乗る B
谷を離れると、左の山腹を急登します。この登りの傾斜は、なかなか超ド級でした。しばらくして、上のような尾根に乗れば、あとはいい感じの登りです。



ヒキノ(2) B-C間
ずいぶんヒキノの見え方が変わってきました。



ニシキゴロモ B-C間
シソ科の小さい花です。



タチツボスミレ B-C間
尾根上にたくさん咲いていました。



見えてきた山頂部 C
南東尾根が曲がるあたりで、初めて山頂部が見えました。



尾根上の二次林 D
小さな鞍部に広がるきれいな二次林です。ここまでは植林帯が多かったですが、
ここからは二次林のみとなり、いよいよ山頂部への本格的な登りが始まります。




山頂の大岩 E
天狗堂の山頂は、この大岩のお陰で、北〜東〜南がよく見えます。この裏側は絶壁です。


山頂からの眺望E


御池岳
「鈴鹿の山ハイキング」で西内氏が「空母のような」と書かれている、天狗堂からの御池岳です。
左端には鈴ヶ岳。一つ手前は丁字尾根。さらにその手前の尾根にはサンヤリ方面に向かう
瀬川谷上部の林道工事が盛んに行われていて、山肌が痛々しく傷ついていました。




銚子岳と静ヶ岳
東南東方向に目をやると、この二峰が仲良く並んでいました。左が銚子岳です。



ヒキノ(3)
山頂からのヒキノ844mです。こちらの方が150mほど高いので、見下ろす感じです。
さっきの鉄塔はすべて現れ、後からもう一本の送電線鉄塔が現れました。



イワウチワ F
今度は、郡界尾根を南西に下ります。急な斜面に可憐なイワウチワが咲いていました。



郡界尾根を下る G
二次林が松林にかわり、そして植林が少し出てきたあたりです。この先で、右の尾根に入ってしまわないように注意が必要です。



振り返る山頂部 G
振り返れば山頂部がすでにずっと上に見えました。



南西の眺望:日本コバ G-H間
その先で南西が開けました。正面には日本コバ934mの平らな頭が広がっていました。



西北西の眺望:アカイシと高取山 G-H間
今度は西北西方向が開けました。正面はアカイシ704m。その右に薄く高取山640mです。



再び振り返る山頂 H
さらに郡界尾根を進むと小さなピークを越えます。そのあたりから振り返った山頂部。



分岐点 I
712m峰のほぼ山頂で、君ヶ畑への下山道が分岐します。NHKのアンテナ(左)が目印です。



見えてきた神社
どんどん下っていくと、やがて器地祖神社の屋根が見えてきます。



器地祖神社の登山口 J
神社に降りてきました。



器地祖神社の鳥居J
銘板には「大皇器地祖神社」と書かれていました。さすがにここは惟喬親王のゆかりの地。


シャクナゲ
神社のすぐ下、地元の方が育てておられるようです。


山行記録:日時−2003年4月29日、天候−くもり。10:30 永源寺ダム集合、11:20 一台を君ヶ畑の広場に駐車後、もう一台で林道を奥へ進み、登山口脇@に駐車、登山開始。12:20 南東尾根に取り付き、尾根の曲がるポイントC。13:00 南西からの郡界尾根上の登山道と出合う。13:10 山頂着E。昼食、コーヒー。14:15 下山開始。15:00 山頂の見えるポイントG、15:20 君ヶ畑分岐I、15:45 器地祖神社J。(4人)

MAP


この地図は国土地理院発行の2万5千分の1地形図(竜ヶ岳)をベースに作成いたしました。


図中の番号は上の写真と対応しています。


周囲からの天狗堂滋賀の山、山姿写真集・鈴鹿中北部より):データ等詳細は、こちらをご覧ください。




彦根より(右)



御池岳より



君ヶ畑手前の林道より



黒谷山より