大日ヶ岳 (奥美濃)   Mt. Dainichigatake

奥美濃の名峰・大日ヶ岳・1709mは、美濃と飛騨の国境に位置し、その稜線の北は日本海へ、南は太平洋へと水を分ける大分水嶺の一つです。南と東の山腹には、ダイナランド、高鷲スノーパークという2つの大きなスキー場がありますが、その「ダイナ」は、大日ヶ岳の名に因んでいます。真夏の暑い暑い日、稜線をひたすら登るこのルートに、何の因果か、とりつきました。この日、台風さえ東にいなかったら、アルプスの峰を目指してたはずでした……。でも、山頂からの白山と別山の姿は一見の価値がありました。写真の番号は、ルート・マップの番号と対応しています。


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登山道の花と実へ

山行写真
撮影日:2006/8/9 Photo by Minaphm, All Rights Reserved.
撮影機材:ボディー: Pentax *istDS2、レンズ: SMC Pentax DA18-55mm F3.5


登山口 @
ひるがの高原の中心から車で10分も走れば登山口です。標高は約950m、標高差は約750m、距離は山頂まで約7km。



めざす大日ヶ岳 @
登山道に入って5分も歩けば、前方に大日ヶ岳が。高さは感じませんが、遠いなぁっていう印象でした。
実際遠かった・・・。山頂は右奥のコブ。山腹のスジは主に高鷲スノーパークのゲレンデ。




きれいな森の道 A
このあたりの森はスキー場からも遠く、人為的にもほとんど荒らされていない、非常にきれいな森でした。この小さな尾根は、
すでに太平洋側(長良川水系)と日本海側(庄川水系)を分ける大分水嶺です。今日のルートはすべて大分水嶺。




乗鞍岳 B
急な登りを経て、やがて、大日ヶ岳からまっすぐ東北東に延びる主稜に乗りました。木々の隙間から、乗鞍が姿を見せてくれました。



いっぷく平 C
主稜線の登りが一服する頃、いっぷく平です。ブナの大木が増えてきました。もちろんここで、休憩です。



ブナの大木を見上げる C-D間
なんともたくましい幹です。



山頂が近付く E
やがて、大きな木はなくなり、灌木帯に、それも終わると笹原が現れます。
じりじりと焼かれるように暑さがこたえます。一つ手前の峰からの山頂です。




山頂の大日如来 F
やがて、標高1707mの山頂です。バックには白山と別山。



白山(右)と別山 F
ここからは山頂からの眺望です。なんといっても、北のこの二峰が最高でした。
この写真は縮小版ですが、画像クリックでフルスケール画像が見られます。
ダウンロードすると、壁紙(1920×1280)としてお使いいただけます。



別山 F
標高は2399m。



白山 F
左が御前峰2702m、右奥が剣ヶ峰2677mでしょうか。



小白山と野伏岳(右) F
越美国境の山々です。野伏岳は1672m。



鷲ヶ岳 F
南東には、ホワイトピア高鷲、鷲ヶ岳スキー場を山腹に持つ鷲ヶ岳(中央左寄りのドーム状)1672mです。






MAP


この地図は国土地理院発行の2万5千分の1地形図(新淵、ニノ峰、石徹白、大鷲)をベースに作成いたしました。


山行記録:日時−2006年8月9日、天候−晴れ。7:55 @の少し手前に駐車後登山開始、9:35 いっぷく平Cで休憩、9:50 Cを出発、10:20 D−E間で、初めて白山が見える。10:55 前衛峰E着、11:20 山頂F着。帰路、12:00 山頂F発、13:10 いっぷく平Cで休憩、13:30 Cを出発、、14:45 駐車地@着。

台風一過の快晴でしたが、アルプスは、まだ台風の影響下、というお盆前の暑い日、汗をだらだらかきながら、大分水嶺の稜線を登って行きました。森はきれいでした。最初はミズナラ主体の森、やがてブナが増えてきます。また、Dあたりからは大きな木は少なくなり、ダケカンバ、ナナカマドや笹が増えてきます。したがって、眺望もこのあたりから出てきて、最初に白山・別山が見えるのもこのあたりです。でも、同時にジリジリと焼かれるような日差しを浴びるのもこのあたりから頻繁に…・登山道は、地図のAとBの間に、胸突八丁と呼ばれる急坂が続きます。その後は、Eの先でわずかに下りますが、基本的には単調な登りが山頂まで続きます。山頂には大日如来のほか、一等三角点、周囲の景色のレリーフがありました。この日、西〜北と南東は眺望はありましたが、東や南は台風の名残の雲が出て、アルプス方面はすでに見えなくなっていました。


周囲からの大日ヶ岳


ひるがのSAより



登山道の花と実


バライチゴの実
登山口から10分ほどの鉄塔下に実っていました。大きなキイチゴの一種です。



ホツツジ
ツツジ科の花です。



マイヅルソウの実
マイヅルソウは、初夏に白い花をつけます。


アカモノの実
アカモノは、ツツジ科のピンクの花です。夏には真っ赤な実になります。本峰のすぐ手前の前衛峰の山頂にて。