御嶽山(1)   Mt. Ontake (1) 

言わずとしれた「木曽のおんたけさん」。でもよく考えてみると、アルプスに属さない独立峰としては、富士に次ぐ標高を持つ立派な山なんですね。1979年の噴火、1984年の大崩落等、いやなことも続きましたが、今はまた静かに山人と信仰の人々を迎えています。長い間こう書いてきたのですが、2014年9月、突然に噴火を起こし、57名のも尊い命が奪われてしまいました。同じ山を愛するものとして心よりご冥福をお祈りいたします。標高3067m、コニーデ火山。1997年(8月下旬)と2002年(8月上旬)に同じ田ノ原からのルートで登りました。下の写真は2002年のものです。同じ8月とはいえ、上旬と下旬では花や雰囲気などずいぶん違いました。1997年の山行写真と記録はこちらへ。


二ノ池周囲の高山植物へ
周囲からの御嶽山へ


山行写真
撮影日:2002/8/3 Photo by Minaphm, All Rights Reserved.
撮影機材:ボディー: Pentax KX、レンズ: Tefnon Zoom 28-105mm F3.5


田ノ原駐車場より仰ぎ見た御嶽山
白い小屋の屋根が見えてるのは王滝頂上(2,936m)です。左手にあの大崩落の傷跡が・・・・



登山口の鳥居
霊山・御嶽は、それ自体が大きな御神体でもあるのでしょう。あちこちに、鳥居や祠が祀られています。



カンチコウゾリナの花
日当りのよい道沿いには花がたくさん咲いていました。



中央アルプス北部
田ノ原から歩き出して半時間弱、後方に中央アルプスの山々が逆光ながら見えてきます。中央右寄りに最高峰の木曽駒ヶ岳(2956m)と
宝剣岳(2931m)の尖峰。右端は三ノ沢岳(2846m)。左手に茶臼山(2653m)と、その奥には薄く、南アルプスの甲斐駒ケ岳(2967m)。




恵那山遠望
遙かに南、ずいぶん離れて恵那山(2190m)が大きく稜線を延ばしています。



経ヶ岳と八ヶ岳
東北東あたり、右端手前に経ヶ岳(2296m)。そのはるか後方に横たわるのは八ヶ岳連峰。左端の蓼科山がはっきりとわかります。



振り返る田ノ原



中央アルプス中部
左端が空木岳(2864m)、ドーム状の南駒ヶ岳(2841m)、富士山型の仙涯嶺、そして右端が越百山(こすもやま・2613m)。
仙涯嶺と越百山の間に、後から頭を覗かせているのは、南アルプスの赤石岳(3120m)です。




甲斐駒ヶ岳
再び少し東に目を移すと、木曽駒の左に鋸岳を従えた甲斐駒ヶ岳(2967m)が尖っています。



王滝頂上から剣ケ峰(3,067m)
このあたり、火山ガスの影響もあって、草木も育たぬ死の世界です。



モニュメント
上の写真の右下にある、御嶽教のと記念モニュメントです。



近づく剣ヶ峰
もう少しです。



山頂三角点
剣ヶ峰のてっぺんにある3063mのポイントです。



山頂からの一ノ池
噴火口にできた池も今は埋まり、水はありません。正面の峰の手前、左に大きく落ち込んでいるのは、地獄谷。名前の通り恐ろしい谷でした。
ここから、前の峰を通って一ノ池を一周します。つまり、一ノ池火口のお鉢巡りです。



地獄谷
とても際まで行って見下ろすことはできません。



振り返る剣ヶ峰
前回(1997年8月)は、剣ヶ峰から直接一ノ池に下って、二ノ池を目指したものでした。そのルートがはっきり確認できます。



摩利支天山
3つ上の写真の正面の峰より。摩利支天山(2959m)は御嶽山上のほぼ中央にある峰です。



二ノ池と二ノ池小屋
日本一標高の高い池です。前回(1997年)より、右手が埋まってきた感じがします。




二ノ池周囲の高山植物


イワツメクサ(ナデシコ科ハコベ属)



クモマグサ(ユキノシタ科ユキノシタ属)



イワギキョウ(キキョウ科ホタルブクロ属)



チングルマ(バラ科ダイコンソウ属)



アオノツガザクラ(ツツジ科ツガザクラ属)



ミヤマダイコンソウ(バラ科ダイコンソウ属)



オンタデ(タデ科オンタデ属)



二ノ池の残雪



山行記録:日時−2002年8月3日、天候−晴れ。7:20 田ノ原駐車場発、10:10 王滝頂上、10:40 剣ヶ峰着。昼食後、11:30 剣ヶ峰発、一ノ池火口周回コース経由、13:00 二ノ池着。コーヒー休憩後、13:40 二ノ池発、14:10 王滝頂上、15:55 田ノ原駐車場着。
今回は朝の登りの眺望は素晴らしいものでした。中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳も見えていました。しかし、九合目あたりからガスがでて、富士山は見ることができませんでした。前回(1997年)より一ヶ月弱時期が早かったので、二ノ池周囲のお花畑は、ぐっときれいでした。特に、イワギキョウの群生はみごとなものでした。


周囲からの御嶽山


白山から、夜明けの御嶽山
白山写真集より。アルプス展望台からの朝の風景。裾野をひく御嶽山と、
その左右に南アルプスの連山が。左の甲斐駒ヶ岳ははっきりとわかります。白山の写真集より。1998/9/20。
この写真は縮小版ですが、画像クリックでフルスケール画像が見られます。
ダウンロードすると、壁紙(1920×1280)としてお使いいただけます。



木曽駒ヶ岳より、雲海に浮かぶ御嶽山
中央アルプス木曽駒ヶ岳山頂より。左右に裾野をひく雄大な御嶽山です。中央アルプスの写真集より。2000/8/6早朝。
この写真は縮小版ですが、画像クリックでフルスケール画像が見られます。
ダウンロードすると、壁紙(1920×1280)としてお使いいただけます。



中央道恵那峡SAより、白銀の御嶽山
50kmの距離を隔てても、雄大な御嶽。2002/3/3。



日和田高原からの御嶽山
手前に継子岳が目立つようになります。北東からの姿。2002/3/30。



鈴鹿・御池岳からの御嶽山
鈴鹿山脈の主峰・御池岳(鈴北岳)より。150kmの距離。2002/9/29。



鈴鹿・静ヶ岳からの御嶽山
11月も中旬ですと、山頂部はすっかり雪に覆われています。2006/11/18。
この写真は縮小版ですが、画像クリックでフルスケール画像が見られます。
ダウンロードすると、壁紙(1920×1280)としてお使いいただけます。




笠ヶ岳からの御嶽山
北アルプス・笠ヶ岳山頂付近より。左から焼岳、十石山、乗鞍岳、そして右方最遠に御嶽山が並んでいます。2004/8/10。



穂高岳からの御嶽山
北アルプス・奥穂高岳の山頂より。左後方が御嶽山です。右手前は乗鞍岳。2013/8/12。



名古屋からの御嶽山
名古屋駅のタワーズ・展望室より。2005/2/12。



長良川からの御嶽山
長良川を渡る新幹線の車窓から。中央遠方に御嶽山。噴火からひと月あまり、まだかすかに噴煙が見えています。左には金華山。2014/11/4。

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