勢州峠、ボンテン、タカンジョ  

あまり聞きなれないこの三つのピークは鈴鹿山脈の東北部の端に位置し、すべて三角点峰です。起点は岐阜県の大垣市上石津町。ここは関ヶ原の南にあり、鈴鹿山系と養老山系に挟まれたところです。川西の集落から西に入り勝地峠を目指し、峠から北に林道を進みます。林道分岐点に車を置いて出発。でも、この先もずっと林道歩きです。車は入れない林道ですが・・・。写真タイトル横の番号は、最後のルートマップに対応しています。

ボンテン山頂からの眺望へ
ルートマップへ


山行写真
撮影日:2012/9/2 Photo by Minaphm, All Rights Reserved.
撮影機材:ボディー: Pentax K-7、レンズ: SMC Pentax DA18-250mm F3.5


林道分岐点 P@
勝地峠から北に500mほど。右に新しい林道が分岐していくポイントに車を置きました
その右の林道へと登っていきます。入口には、林道作業道・川西線と書かれていました。




ゲート @
林道を登ると、すぐにゲートがあります。バイクも入れないよう、なかなか厳重に作られていました。



藤原岳 @-A間
ゲートを越えて、すぐ先で振り返ると、藤原岳が大きく見えていました。



林道を進む A
林道は徐々に向きを変えて、ほぼ北向きに進みます。



笙ヶ岳 B
右手に、養老山系の主峰・笙ヶ岳908mの姿が。



烏帽子岳と御池岳 B
そして後方には烏帽子岳872mと御池岳1247m。手前の黒いのが烏帽子です。



パッチワークのような田圃 B-C間



林道の様子 C
ここまでは左に尾根を見ながら山腹を登ってきましたが、Cの手前で尾根を越え、反対側にまわります。



鹿と出合う C-D間
突然、一頭のシカと出合いました。じっとこっちを見ていてくれたので、ばっちり撮影できました。



林道分岐 D
右下からの林道との分岐点。ここは左へ。



尾根上の林道 E
完全に尾根に乗りました。



勢州峠の三角点 F
ピークというほどではありませんが、そのへんでは一番高いところにある、勢州峠の四等三角点。標高は565.4m。
点名「勢州峠」です。三角点は、林道から少し離れた、右手の藪の中にありました。少し探さないと見つかりません。




ウリクサ F-G間
林道わきに、こんな花が咲いていました。ゴマノハグサ科のウリクサです。



再びゲート G
Gに再びゲートがありました。



下土林道 H
Hの手前で、林道の分岐があり、右の新しい「下土林道」に入ります。入ってすぐにゲートです。


竹生島 H-I間
ゲートの先で、滋賀方面が見渡せました。北琵琶湖に浮かぶ竹生島です。



鉄塔が近づく H-I間
その先、大きな鉄塔が見えてきました。あの鉄塔の足もとが、ボンテンの山頂です。



鉄塔への登り口 I
ここを登って鉄塔の足もとへ。




ボンテン・山頂 I
とうぜん、ここからは四方の見晴らしが。



ボンテン山頂Iからの眺望


南望
南には左から藤原岳、烏帽子岳、御池岳、そしてソノドの姿も。それぞれアップにしていきます。



藤原岳
ほぼ真南に大きく広がる藤原岳。左寄りに展望丘1140m。ほぼ中央に最高峰の天狗岩1171m。右寄り、二本の鉄塔が立つ冷川谷の頭1143m。



烏帽子岳
烏帽子岳872m。ちょうど藤原〜御池の稜線と交差して、「半透明の山」のだまし絵のようになっています。



御池岳〜鈴ヶ岳
長大な御池岳1247mの峰。ちょうど南側の天狗堂から見た時も、このように左右に大きく広がる御池岳の姿が見られるのですが、北からはここがそのポジション
ということですね。右端は、ヒルノコバを挟んで、鈴ヶ岳1130m。手前は、左が烏帽子岳、右が三国岳911m。その手前は猿登703m。




ソノド
その右手には、ソノド926mが美しい姿を見せています。



幾里山(鹿遊び)
その右手には、幾里山(別名:鹿遊び)908m。



霊仙山と谷山
手前の台形の山が谷山993m。その上にちょっとだけ頭を出しているのは、霊仙山の最高峰1094mです。右からも霊仙の経塚山が頭を出しています。


経塚山と避難小屋
その経塚山を望遠で覗いてみると、避難小屋がはっきりと確認できました。



笙ヶ岳
南西に目を移すと、さっきから見えていた笙ヶ岳がだいぶ形を変えていました。



伊吹山
そして、今度は北。いうまでもなく、伊吹山1377mです。ちょっといつもと角度が違うので、新鮮です。削られている西側が見えないのがいいですね。





ボンテンの三角点 I
三角点は、鉄塔下から少し西にずれています。林の中にありました。二等三角点、標高は617.8m、
点名は「今須村」です。ボンテンは別名「犬の尾」とも呼ばれているようです。




タカンジョへの入口 J
このあと、下土林道を少し下り、タカンジョを目指します。Jあたりが入りやすいです。



タカンジョへの尾根道 J-K間
最初は植林ですが、やがて二次林となります。踏み跡はありませんが、尾根を進めば大丈夫。



タカンジョ山頂 K
やがて、タカンジョの山頂です。ここにも四等三角点が。点名「小駒山」。標高は573.4mです。



帰途の笙ヶ岳 B
帰りは行きと全く同じルートの引き返しです。でも、太陽の位置が変わっているので、笙ヶ岳の印象も随分違います。




MAP


この地図は国土地理院発行の2万5千分の1地形図(霊仙山)をベースに作成いたしました。

写真後の数字は地図上の数字と対応しています。

山行記録:日時−2012年9月2日、天候−くもり時々晴れ。10:30 林道分岐@に駐車し、歩き始める。11:03 C、11:17 D、11:47 勢州峠F到着、昼食。12:05 出発、12:24 ゲートG、12:32 ゲートH、12:40 ボンテン・山頂I、休憩。13:00 出発、13:18 タカンジョ入口J、13:29 タカンジョ・山頂K。帰途、13:58 ボンテンの鉄塔下通過、14:32 勢州峠F、15:22 駐車地@着。

ほとんどが林道歩きで、16kmほどを5時間弱で歩くルートです。西内氏の2006年版の「万能ガイド」に今回参考にさせてもらったルートがありますが、こちらはタカンジョではなくEの北にあるナガムネを巡っています。下土林道はできて間もないようで、西内氏のガイドは、まだできていない状況で書かれています。