御所平とベンケイ   Mt. Goshodaira and Mt. Benkei 

甲賀市土山町の黒滝集落を拠点に御所平と舟石、ベンケイの峰々を巡るルートです。まず田村川林道を約1時間歩いて林道を離れ、御所平の北端に登ります。この間がルートがはっきりせず少し地図とのにらめっことなりますが、御所平の稜線に出てからの県境主稜線は迷う心配もなく、快適そのもの。草原やきれいな林をくぐって進んでいきます。舟石の先で県境主稜線と別れ、ベンケイに、そしてその尾根を黒滝に下る西内氏ガイド44番のルートです。MAPへ


山行写真
撮影日:2004/7/3 Photo by Minaphm, All Rights Reserved.
撮影機材:ボディー: Pentax KX、レンズ: Tefnon Zoom 28-105mm F3.5、一部デジカメ使用


黒滝の田村川林道 @
黒滝集落から田村川沿いに上流に向かう林道です。MAPのPの位置に駐車した後、
まずこの道を進みます。左手にあるのは能登ヶ峰です。去年の今頃登ったのを思い出します。




林道からの御所平 A
少し先からは、川の右手に御所平の峰が見えてきました。これは最南端の峰・ミズナシ。
てっぺんに草原が見えているミズナシ展望地。あとで、あそこでお弁当の予定。




林道からのベンケイ A
さらに少し先で振り返れば、右後方に最後に目指すベンケイの山頂部が。



砂防ダム兼橋 B
林道は右岸から左岸に渡りますが、その橋は砂防ダムと兼用。



登山道の入口 C
左岸を進むこと5分ほどで右からの沢を二本越えた後右に造林公社の看板があります。
ここが御所平への登り口。といっても、わずかな踏み跡が山腹にあるだけですが・・・



沢を渡る C
すぐに、先程林道で越えた沢を渡り直します。丸木橋は一本だけになってしまっています。
しかたがないので、いったん滝壺に降りてから渡りました。




沢沿いの登山道 C〜D
この小沢に沿って登っていきます。左岸です。鹿よけフェンスがずっと続いています。
かなり歩きにくい所もありますが、このフェンスに沿って登りました。
なお、西内氏の
ガイドブックのように、早めに沢を離れて右の尾根を目指した方が良いのかも知れません。




バイケイソウの咲く草原 E
沢沿いが急傾斜でどうしようもなくなってくると、鹿よけフェンスも右に寄ります。最初はそれに沿って
右に寄り、その後フェンスを離れて右手の尾根の上を目指しました。やがて、踏み跡がややはっきりした
巻き道に合流し、西に進めば、尾根上の鹿よけフェンス沿いに出ました。
この周りは多少の切り開きがあり、草地に、バイケイソウが咲いていました。




バイケイソウのアップ
バイケイソウは、梅尅垂ニ書きます。確かに言われてみれば一つ一つは梅に近い形でしょうか。



横谷山と高円山 E
草地の所々から眺望が広がってきます。田村川の源流方向には横谷山873m(左)と高円山945m。



サクラグチ E
その左手にはサクラグチ918mです。手前は、能登ヶ峰から横谷山に延びる稜線。



雨乞岳と横谷山 E−F間
もう少し上がってくると、遠景に雨乞岳が出てきました。右手前は横谷山。



大草原に出る F
いよいよ御所平山頂部の草原に出てきました。目の前がヨコネの山頂です。右遠方は860mの御所平最高峰。



ヨコネの山頂 F
ここは三角点はなく、鹿よけフェンスの残骸に、山頂名札がかかっていました。



ヨコネからの能登ヶ峰と鹿の楽園 F
田村川の谷を挟んで、能登ヶ峰です。山頂右手のガレの上、明るい緑色が、鹿の楽園の大草原です。



御所平最高峰と山頂草原 F−G間
ヨコネから最高峰に向けて縦走です。なんとも気持ちのいい草原!



縦走路 F−G間
縦走路は草原ばかりではなく、このような明るい林も通ります。



仙ヶ岳 G
東には仙ヶ岳961mが高く聳えています。以前、仙ヶ岳山頂から御所平を見下ろし、
なんてきれいな草原だろうと思ったのを思い出します。




縦走路 G−H間
その先の縦走路です。バイケイソウや小さな草が多く、田村川を挟んですぐ
隣の能登ヶ峰の「鹿の楽園」ような笹原は余りありません。



御所平山頂 H
標高854mの山頂です。ここにも三角点はありません。



御所平最高峰を振り返る I
最高峰からさらに縦走路を南西に進むと、ミズナシの山頂に着きます。そこから振り返った御所平最高峰の山頂。



ミズナシの展望地へ I−J間
その先、草原の突端はミズナシの展望地Jとなっています。あのてっぺんです。



展望地からのベンケイ J
ここは、先程田村川沿いの林道から見上げたミズナシの展望地です。
ここでお弁当&Beer!正面にはベンケイの丸い峰。そして黒滝へ下る稜線。




綿向山 J
水無山(左)と綿向山1110mです。



仙ヶ岳 J
ずいぶんと双耳峰らしくなってきました。



高円山〜鎌ヶ岳〜水沢岳 J
田村川源流部とその向こう、鎌ヶ岳。



小太郎谷源頭 K
ミズナシの展望地Jから少しだけ稜線を戻り、南東向きに山腹を急降下。
でも、これが実は県境主稜線のルートなのです。しばらくすると勾配も落ち着き、再び草原状の場所に出ます

ここは小太郎谷の源頭。小太郎谷はなだらかに右方向に下っています。県境稜線は前方にある舟石の方に進みます。




小太郎谷源頭のオブジェ群 K
ここには動物や恐竜の形をしたたくさんのオブジェがあります。しばし見とれてしまいました。
実は、ツゲの木が稜線の強風の影響でいろんな形になったもののようです。




舟石の山頂 L
やがて舟石760mの山頂に着きました。


舟石? L
山頂のすぐ脇に舟形の石が。これが舟石でしょう。



舟石からの臼杵岳と明星ヶ岳 L
手前左に臼杵山、右に臼杵岳。中央奥が明星ヶ岳。



県境稜線とベンケイ方面の分岐 L-M間
ここをテープのたくさんある方に行くと、県境稜線です。今日は右斜め前方にとってベンケイへ。



ベンケイへの登り M



ベンケイ山頂 N
ベンケイの山頂761mです。今日初めての三角点です。



黒滝への下り O
途中までは快適な稜線下りでしたが、黒滝の集落が近づくと、鹿よけフェンスが出てきて、
その支柱となる針金が登山道に伸びてきています。ぼーっと歩くと必ず引っかかり、危険です。



惣王神社 P
下り着く先はこの惣王神社境内です。鳥居の左、杉の木の右に見える灯籠の右が登山道の入口になります。



黒滝養魚場からの能登ヶ峰 P−P間
ここからは残念ながらいま歩いてきた御所平、舟石、ベンケイは見えません。
ちょうどここで地元のおじさんが声をかけてくれました。今日のルートのことなど、
話し込んでしまいました。その方も時々登られているそうです。登山ルートを守るためにも
ぜひ友達たくさん連れてまた来て下さい、とおっしゃっていました。



MAP


この地図は国土地理院発行の2万5千分の1地形図(土山、伊船)をベースに作成いたしました。

山行記録:日時−2004年7月3日、天候−晴れ。11:35 甲賀市土山町黒滝に車をとめて出発、12:35 登山道入口C、13:55 ヨコネ・山頂着F。14:05 山頂発、14:30 御所平山頂着、14:50 ミズナシの展望地J着、昼食。15:15 展望地発、15:50 舟石L、16:10-15 ベンケイ山頂N、 17:15 惣王神社P着、17:25 黒滝の駐車地着。