猪足谷林道から高円山、横谷山へ   Mt.Takamaru & Yokotani from Inoashidani-Rindo

 高円山は、鈴鹿スカイラインの南に位置する山塊中の主稜線からは西に外れた尾根上の峰です。きれいに尖った姿はどこからでもよくわかり、目を引く峰です。そんなわけで神話も残っています。三重県の鈴鹿の麓、椿大神社に祀られている猿田の彦大神が降臨されたと伝えられています。しかし現在、登山道はその尾根上を通るもの以外はほとんどなく、そのルートに入るには少なくとも最後は林道を通らないといけない山です。特に滋賀県側からは長い猪足谷林道を踏破してようやく尾根状の登山口に到達できます。横谷山もやはり猪足谷林道の途中から登るのが手軽に登るルートとなっています。もちろん、こちらはサクラグチと能登ヶ峰を結ぶ長いU字型の尾根上の峰なので、縦走すれば通るのですが。その写真タイトル横の番号は、最後のルートマップに対応しています。

山頂からの眺望へ
ルートマップへ

山行写真
撮影日:2009/6/27 Photo by Minaphm, All Rights Reserved.
撮影機材:ボディー: Pentax K10D、レンズ: SMC Pentax DA18-250mm F3.5




猪足谷・元越谷林道入口のバリケード @
このバリケードの少し手前に駐車して、歩きはじめます。



その先の林道 @
バリケードのすぐ先です。車は通らないので、のんびりと歩ける林道です。



猪足谷の清流 A
白滝山のところにも書きましたが、この谷の水は、いつ見ても本当にきれいです。エメラルドグリーンがかった水の色。



ノリウツギ @-A間
いままさに咲こうとしているノリウツギ。



林道分岐 A
猪足谷林道(橋を渡って直進)と元越谷林道(左折)の分岐点です。かつて(宮指路岳のとき)立っていた標識は、このようにばらばらです。今日は右の猪足谷林道へ。



栗の花 A-B間
ちょうど栗の花が満開で、独特の香りを放っていました。



ミゾホウズキ A-B間
こちらは林道の路面に咲いていた黄色い花です。水が流れて湿ったところで咲いていました。



高円山の姿 B
左手にめざす高円山の姿が見えてきます。



横谷山の姿 C
切通し状の峠を越えて田村川水系に入ると右手後方にこれもあとでめざす横谷山の姿です。



御所平 D
Dのあたりからは県境稜線の御所平。山頂部の草原も確認できますね。



宮指路岳 D
同じく県境稜線の宮指路岳(くしろだけ)946m。



宮指路岳・山頂付近の岩 D
前の写真でも見えている山頂部右の岩を望遠で。



林道の様子とNTT鉄塔 E
荒れた林道です。前方にこの林道の終点に立つNTT鉄塔が・・・。



林道分岐 F
今度の分岐は、右に田村川林道を分ける分岐です。



NTT鉄塔 G
林道終点に立つ二本の巨大な鉄塔です。遠く、草津市からも見えるほどの巨大さです。



高円山 G
鉄塔の足もとから。白い崩壊が荒々しいです。



尾根上の道へ H
ピンクのリボンが導く尾根上のルート。



美しい尾根 I
まもなく、広くて歩きやすい尾根道となります。



崩壊地 J
この先で、鉄塔から見えていた崩壊地を渡ります。



最後の登り K
急登になってくればもう山頂はすぐそこ。イワカガミ、シャクナゲが見られる尾根です。



シャクナゲ L
シャクナゲが行く手を阻むようになってくると、・・・


高円山・山頂 L
間もなくシャクナゲに覆われた山頂です。



高円山・山頂及びその周辺からの眺望


鎌ヶ岳



水沢岳



サクラグチ



奥草山



水無山と綿向山





切通し手前の横谷山登山口 M
高円山の山頂をあとに、来た道を引き返し、Mの切通し手前へ。



木に表示 M
上の写真の「徐行」の看板の左です。



尾根に乗る N
ほぼ真西に上る尾根に乗ります。



尾根上を進む O
右側には植林、左は二次林です。このあたりは一旦緩傾斜に。



最後の急登 P
写真ではピンと来ませんが、かなりの急登です。ゼェゼェいいながら登りました。



横谷山・山頂 Q
近い割には苦労して、やっと山頂です。



山行記録:日時−2009年6月27日、天候−曇り。9:43 大河原橋から林道に入り少し進んだ空き地Pに駐車後、9:47 車止@、10:01 林道分岐A、10:40 横谷山登山道入口M、11:09 林道分岐F、11:19 NTT鉄塔G、11:48 高円山・山頂L着、昼食。12:08 山頂発、12:54 横谷山登山道入口M、13:22 横谷山・山頂Q、13:48 横谷山登山道入口M、14:32 駐車地P着。

 梅雨の晴れ間、というか雨の降らない日、猪足谷林道を詰めて高円山、少し戻って横谷山という二峰に登ってみました。高円山は端正でよく目立つ姿の割には登る人は少ないようです。その一番の理由は、滋賀県側からはおそらく林道歩きが長いためではないでしょうか?NTT鉄塔から先がようやく山道らしい山道。それまでは長い林道歩き。今回は車止から一時間半ほどかかってNTT鉄塔に着いています。そこからは快適な尾根歩き。でも、半時間で山頂に着いてしまいます。ちょっと物足りないなぁ・・・そんなわけで、帰りには横谷山に寄ってみました。Mの入口から西向きの尾根上をひたすら登ります。同じ半時間でもこちらはかなり体にきつい半時間でした。頂上は植林と二次林の境目で眺望はありません。なお、高円山の山頂、あるいはその周辺からは上にもありますように、雨乞岳、綿向山、鎌ヶ岳、サクラグチ、奥草山、能登ヶ峰がよく見えました。

MAP


この地図は国土地理院発行の2万5千分の1地形図(伊船)をベースに作成いたしました。

図中の番号は上の写真と対応しています。