臼杵ヶ岳   Mt. Usukinegatake

鈴鹿の南部の鈴鹿峠の一本北の峠道は安楽越(あんらくごえ)。江戸時代から鈴鹿峠のバイパスとして使われ、現在では東海自然歩道に指定された一車線の車道が通っています。この峠の両側は鈴鹿山脈でも最も地味な山塊です。南には霧ヶ岳、四方草山、三子山と続き、北にはカモシカ高原、そして臼杵ヶ岳、さらにはフナイシを経て御所平、仙ヶ岳へと続いていきます。今回は安楽越に車を置き、一旦石水渓に下り、臼岩・杵岩のある臼杵山632m、さらに県境主稜線に出て臼杵ヶ岳697mに登り、カモシカ高原を経て、安楽越に戻る周回コースを取りました。途中、これらの峰を北から眺めるために、臼杵ヶ岳から北西に延びる尾根を下ってみました。写真下の丸数字は最後の地図中の数字と対応しています。

MAPへ

山行写真
撮影日:2004/6/5 Photo by Minaphm, All Rights Reserved.
撮影機材:ボディー: Pentax KX、レンズ: Tefnon Zoom 28-105mm F3.5




安楽越 @
峠のてっぺんです。車は2台はとめられそうなスペースです。左が滋賀県の山女原、右が三重県の石水渓、
正面の階段が後ほど下ってくる、カモシカ高原からの東海自然歩道です。まず、石水渓に向かって車道を降ります。




安楽越からの臼杵ヶ岳 @
すぐ正面に今から目指す臼杵ヶ岳697mが見えてきます。



臼杵ヶ岳 A
地図のAのポイント付近からの臼杵ヶ岳です。少し雰囲気が変わりました。



臼杵ヶ岳 B
地図のBのポイント付近からの臼杵ヶ岳です。今度はずいぶんと雰囲気が変わりました。



登山道の様子 C,D
上はバーベキューやカーキャンプで賑わう石水渓の登山口からすぐ上C、下はようやく登りにかかってきたあたりD。



鬼ヶ牙 E
Eのあたりまで登ると、岩場が現れ、そのたびに眺望が開けます。まず背後にガレ場をたくさん持った
鬼ヶ牙の峰々。そして、左後ろから鉄塔を頂いた野登山が姿を見せてくれます。




仙ヶ岳 E
そして右うしろ奥(北東)には仙ヶ岳の双耳峰です。



野登山 E-F
もう少し登ると、野登山がはっきりと現れました。山頂付近の巨木が印象的です。



鬼ヶ牙 E-F
鬼ヶ牙は見下ろすようになってきました。ガレ場がいかに多いかがよくわかります。



工事中の新名神道 E-F
ちょうどこの頃、工事もたけなわといった時期でした。後方には伊勢湾が光っています。


明星ヶ岳 E-F
南に目をやると、明星ヶ岳の秀麗な姿。



御所平 E-F
北には御所平850mです。舟石から鬼ヶ牙に延びる稜線上の突起もいい形をしています。これが長坂の頭618mです。



仙ヶ岳 E-F
長坂の頭の右は仙ヶ岳です。Eでさっき見たときより、さらに形が良くなってきました。



杵岩 F
さらに登ると、頭上に尖った岩が出てきました。杵岩です。



登山道の様子 F
杵岩の近くの稜線です。もう岩だらけになっています。



臼岩 F
杵岩の上には臼岩。この二つの岩が麓からでも見えるので臼杵山と呼ばれるようになったとのことです。



舟石と御所平 F
臼岩のあたりから。御所平の平らな山容の左に舟石760mが現れました。



臼杵山の山頂 G
632mの山頂です。



臼杵山からの臼杵ヶ岳 G
山頂から主峰・臼杵ヶ岳697m。左は鈴鹿最南部の高畑山。



四方草山 G
山頂からは、安楽越・南の四方草山667mもきれいでした。



臼杵山から臼杵ヶ岳への稜線 H
臼杵山から一旦下って登り直すと、赤いテープをグルグル巻いた分岐に出ます。臼杵ヶ岳に登る前に、
ここを右折し、北東に延びる尾根に入って、臼杵を眺めてみようと思います。



舟石 I
稜線の途中、見晴らしのいい岩場がありましたI。そこからの舟石760mです。



臼杵山 I
振り返れば先程登った臼杵山。左への稜線上に臼岩・杵岩が突き出ているのが見えます。


臼杵ヶ岳 I
その右には北東からの臼杵ヶ岳です。先程の印象とずいぶん違い、均整の取れた形となります。



臼杵ヶ岳山頂 J
北東への稜線から引き返し、少し登ると山頂です。眺望は残念ながら・・・・。なお、2013年に登った
ときには、眺望は良くなっていました。しかも、少し下ったところに「展望岩」までありました。



カモシカ高原に向かって K
西に向かって下ります。途中のカラフルな植林地。どんな色を巻いたら鹿が一番嫌がるのでしょうか?



カモシカ高原 L
突然、カモシカ高原の芝生に出ました。ここは東海自然歩道の曲がり角。


カモシカ高原〜安楽越間 M
さすがは東海自然歩道、幅も整備度もぜんぜん違います。



臼杵ヶ岳 M
東海自然歩道から振り返った臼杵ヶ岳の山頂部。


MAP


この地図は国土地理院発行の2万5千分の1地形図(土山、伊船)をベースに作成いたしました。

図中の番号は上の写真と対応しています。



山行記録:日時−2004年6月5日、天候−晴れ。12:05 安楽越@に駐車し出発、まずは一車線車道の東海自然歩道を下る。12:40 石水渓の登山口C(上から降りてくると、安楽川に架かる橋を渡らずに左にはいる)。13:15〜13:40 見晴らしのいいEの岩の上で昼食&Beer。14:00 臼杵山・山頂G、14:15〜15:25 北西尾根分岐を経て尾根を450m地点まで下り、北からの臼杵を楽しむ。15:30〜40 臼杵ヶ岳山頂J、16:05 カモシカ高原L、16:25 安楽越@着。

 いいお天気の日でした。石水渓では、たくさんの家族がバーベキューやカーキャンプで楽しんでいました。その横を山にはいると、最初は暗い目の雑木林でしたが、急坂となってしばらくがんばれば、岩の上から眺望が素晴らしいルートです。仙ヶ岳、御所平、そして明星ヶ岳。ほんとうにいいルートです。この周回ルートだけでは少し物足りない方は、北東尾根を少し下ってみるのもなかなかおもしろかったですよ。このルートはさらに下れば安楽川の林道まで下れるようですので、サブルートとしてもいいかも知れません。臼杵ヶ岳山頂以降は残念ながら眺望は余りぱっとしません。ただカモシカ高原から後は東海自然歩道のハイウェイ!