鈴鹿の動物たち

鈴鹿山脈にはシカ、カモシカ、サル、イノシシ、キツネ、タヌキ、ノウサギ、リスなど、多くの動物たちが暮らしています。彼らは警戒心が強く、じっくり撮れるチャンスはめったにないのですが、たまには良い写真が撮れたることも。ここではそんな数枚を紹介いたします。でも、イノシシ、ノウサギは何回か遭ったけれど写真は撮れず、タヌキとはまだ山では遭えておらず、写真はありません。かわりに、最後にはヤマビルと蛇たちを紹介いたします。


ニホンジカ


鈴鹿ではほんとによく出遭う動物です。でも、ダッシュで逃げていくので、成獣は撮りづらく、写真はだいたい仔ジカか好奇心の強い若シカです。植林の杉や檜の皮を食べるので疎んじられています。ときおり大きな群れで行動します。危険を感じると「キョッ!キョッ!」と警戒音で鳴きます。




2010.11.06 風越谷林道にて。杉の皮を食べています。まだ斑点の無い若いシカです。





2005.11.23、岳の山頂北にて。ほんとに小さな仔ジカでした。





2011.4.10、奥草山の西尾根にて。ちょっと足の悪いはぐれ仔ジカです。このまま
厳しい自然の中生き残っていけるのか・・・・、心配になってきました。





2003.7.20 能登ヶ峰の鹿の楽園にて。ようやく角と斑点のある大きな鹿です。若い雄でしょう。





2012.9.2 勢州峠への登りの林道にて。こちらは大きな雌鹿です。


ニホンカモシカ


鹿の仲間ではなく、牛の仲間です。ニホンジカに比べて個体数が少なく、あまり出合うことはありません。しかもほとんど単独で行動するようです。でも、たまに出くわすと、じっとこちらを眺めたりします。その分、被写体としてはニホンジカより撮りやすいこともあります。


1-2

2010.4.4、栃ノ木の林道にて。このカモシカは、林道わきの崖で食べ物を探していました。
眼の下の黒いポイントが眼下腺で、ここを木の枝などに擦り付け縄張りを主張するそうです。


ニホンザル

サルたちも鈴鹿の主役です。時折、大きな群れを作って移動します。そんな時ボスがこっちを見張りをしていたり、少し威嚇したりします。ここんところ、麓に下りてきて田畑を荒らすことで問題となっています。もっと人間が、いい関係での共存を考えていかないといけない動物です。



2009.6.27、猪野足谷林道にて。大きな猿です。ボスだと思います。群れのほかの猿は
森の中に逃げ込みましたが、この猿だけ残って、睨みを利かせています。





2010.7.10、押立山の西、平柳の休耕田で。この写真は群れのごく一部。山から出てきたのはもっと大きな群れでした。





2010.6.12、神崎川渓谷にて。元気な小猿。河原をキャッキャ鳴きながら駆け回っていました。





2005.4.30、御池岳近くの茶野を下って桜峠に向かうところでお猿の一群に出会いました。ボスが最後まで残ってこちらを警戒しています。





2011.10.2、鈴鹿ではなく比良山系、蓬莱山の裏、長池近くの巡視路にて。このお猿さんも、じっとして、こちらを見つめていました。

キツネ(アカギツネ)

非常に警戒心が強いので、山の中で遭うことは稀です。でも、このキツネは、カラスと餌の取り合いをして興奮していたせいか、昼間なのに、ぼくのことをほとんど気にせずにカラスの方ばかり見ていました。鈴鹿とは琵琶湖の反対側の山のふもとで。本州に住むキツネは、種名はアカギツネ、亜種名としてホンドギツネと呼ばれています。


2012.10.13、大津市、仰木二丁目にて。?


リス(チョウセンシマリス)

滋賀や京都の山ではリスを何回か見ましたが、なかなかいい写真が撮れませんでした。2015年11月、鈴鹿の御池岳、真の谷の上流で出逢ったシマリスたちは、一目散に逃げずに、ポーズをとってくれました。チョウセンシマリスという種類だそうです。これからもこわがらせないように、そっと見たいですね。













1-3 2015.11.3、御池岳にて。


ヤマビル

獣ではありませんが、獣たち特にニホンジカと関係が深いヤマビル。夏の鈴鹿を歩くなら、少しは覚悟の上で・・・


1-3

1-2:2009.6.7、ノタノ坂にて、3:2016.6.18、綿向山にて。あまり見たくない姿ですが・・・まず敵を知らねば・・・!?
まるで尺取り虫のような歩き方で這いまわります。普通に踏んだくらいでは退治できません。


蛇たち

そして、これも遭いたくない動物なのですが、どうしても山では遭ってしまいます。



1.ヤマカガシ
2006.8.15 比良山系、大橋付近にて。赤い色が特徴です。奥のほうの歯で噛まれると猛毒があるそうですから、要注意です。



2.マムシ
上:2006.10.14、比良山系、白滝山にて、下:2016.5.15、湖南アルプス、矢筈ヶ岳にて。太い胴体と独特の模様で見分けます。噛まれないように細心の注意を!